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米国高配当ETF「VYM」の正体とは?配当目当ての人が検討するべきアメリカの高配当株の寄せ集め

この動画は、投資初心者向けに高配当ETFの代表格である「VYM」について、基本的な仕組みから過去の配当実績、株価の推移、他の類似ETFとの比較までを網羅的に解説している内容である。

まずVYMを理解するための前提知識として、「ETF(上場投資信託)」とは何か、そして「米国ETF」「高配当ETF」とはどういった性質のものかを順を追って説明している。

 

ETFは複数の株式をまとめた金融商品で、証券取引所でリアルタイムに売買できる。

特に米国ETFは市場規模が大きく、選択肢が豊富で、日本でも人気がある。

高配当ETFとは、配当利回りの高い銘柄を中心に構成されたETFであり、コカ・コーラやP&Gなどのように長年配当を増やし続けている安定企業が多く含まれている。

VYMの正式名称は「バンガード・米国高配当株式ETF」で、米国の高配当株約400銘柄に広く分散投資している。

経費率は0.06%と非常に低コストで、3ヶ月ごとに分配金(配当)が支払われる。

1株あたりの価格は約130ドル(日本円で約15,000円)であり、為替リスクはあるが、比較的少額から投資可能である。

 

他の代表的な高配当ETFと比較すると、VYMは銘柄数が多く分散性が高いため安定感に優れている。

例えば、HDV(銘柄数75、配当利回り3.68%)やSPYD(銘柄数80、配当利回り4.72%)に比べ、VYMの配当利回りは2.90%とやや低めではあるが、トータルリターン(配当+値上がり益)では過去10年で最も優れていた(2015年~2022年の期間で+110%)。

VYMの構成銘柄は、急成長を遂げるテクノロジー株(GAFAMなど)を含まないため、株価の急上昇はあまり期待できないものの、成熟企業を中心に構成されており、安定した配当収入が得られるのが特長である。

実際、過去5年間の配当利回りはおおむね約3%で安定しており、分配金自体も年々増加傾向にある。

増配率は過去15年間で平均6.4%、過去10年間では平均7.5%と高く、特にリーマンショック以降は右肩上がりが続いている。

 

また、VYMは新NISAの「成長投資枠」で購入すれば、配当の国内課税を非課税にできるというメリットもあるため、税制上でも有利な選択肢となり得る。

このようにVYMは、長期的に安定した配当を得たい初心者にとっては、分散性・安定性・増配実績の三拍子が揃った有力な選択肢であり、まず最初に検討すべき高配当ETFだと結論づけている。

投資の楽しさやモチベーションの継続にもつながることから、少額でもいいので一度は体験してみてほしい、と視聴者に呼びかけて動画を締めくくっている。

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