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まずは節約から始めよう。1円単位でお金の流れを把握するのは楽しい。

【ジェイソン直伝】給料が増えない時代のお金の増やし方 - まずは節約、そして長期分散積立投資へ

「給料がなかなか増えない今、どうすればお金を増やせるのか」。

そんな疑問に答えてくれるのは、IT企業役員でありお笑いタレントの厚切りジェイソンさん。

著書『ジェイソン流お金の増やし方』がベストセラーとなったジェイソンさんに、お金を増やすための具体的な方法を教えていただきました。

 

お金を増やしたいなら、まず「節約」から

ジェイソンさんがお金を増やすために最も重要だと語るのが「節約」です。

節約の前に、まずは現状把握が不可欠。

毎月何にどれくらいお金を使っているのかを把握することから始めます。

ジェイソンさんは、自動販売機でジュースを買った1円単位の支出も記録し、分析することで無駄を見つけてきたと言います。

収入を増やすことは難しい場合もありますが、支出を減らすことは誰にでもできます。

節約によってお金を残すことは、将来使えるお金が増えるだけでなく、課税対象となるお金を減らす効果もあると説明します。

ジェイソンさんが実践する節約術は、自作の飲み物を持ち歩く、固定費(通信費など)を見直す、コンビニや不要な飲み会に近づかない、公共施設を活用するなど、誰でも真似しやすいものばかり。

夫婦で同じ家計簿アプリを共有し、支出を可視化することも推奨しました。

 

節約で生まれたお金は「長期・分散・積立投資」へ

節約でできたお金は、コツコツと「長期・分散・積立投資」に回すのがジェイソン流です。

特におすすめなのが「投資信託」。

複数の会社の株がパッケージになっているため、分散投資がしやすいのが特徴です。

投資信託には、指数を上回ることを目指す「アクティブファンド」と、指数に連動することを目指す「インデックスファンド」があります。

手数料などを考慮すると、ジェイソンさんは手数料が低いインデックスファンドを推奨しています。

「長期投資」の重要性も強調。

複利の力を活用し、時間をかけて資産を増やしていく考え方です。

株価が下がった時こそ、積立投資では同じ金額でより多くの株数を購入できるため、むしろ買い増しのチャンスだと捉えるべきだと語りました。

 

非課税制度「NISA」を活用しよう

投資で得た利益には通常約2割の税金がかかりますが、非課税制度である「NISA」を活用するのが賢い選択です。

2024年からは新NISAとして制度も拡充され、より多くの非課税投資枠が利用できるようになります。

 

収入を増やす方法も重要 - 最新刊で解説

節約だけでなく、収入を増やすことも資産形成には重要です。

ジェイソンさんの最新刊『ジェイソン流お金の稼ぎ方』では、自身の専門性を活かし、市場のニーズに応えることで収入を最大化する方法が解説されています。

給料がなかなか増えない時代だからこそ、賢い節約と投資の知識を身につけ、将来への不安を解消していきましょう。


【読者の皆様へ】

この記事では、厚切りジェイソンさんに、お金を増やすための第一歩である節約の方法、そして堅実な投資の考え方を教えていただきました。

これからの時代は総合力で生き残っていかなければなりません。

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