この動画では、フリーランスの映像制作者が、フリーランスから会社員への転職者が増えているというニュースについて自身の考えを述べています。
まず、転職者が増えているのは当然だろうという認識を示し、その理由として、単に稼げなかったフリーランスが戻るだけでなく、ある程度稼げているフリーランスでも将来への不安から安定を求めて会社員に戻る人が多いのではないかと推測しています。
フリーランスの生活は、常に仕事があるかどうかのプレッシャーや将来設計の難しさがあり、例えるならドーピングしながら走り続けるような不安定な状態だと表現しています。
特に映像業界は、景気が悪化すると予算が最初に削減されるため、リスクが高いと指摘しています。
一方で、エンジニアはシステム維持などの需要があるため、比較的安定している可能性があるとの見解を示しました（ただし、これは推測としています）。
自身の経験から、映像フリーランスは景気回復期しか経験しておらず、今後景気が悪化した場合にすぐに仕事がなくなるのではないかと危機感を持っていることを明かしています。
そのため、映像以外の新規事業を始めることを検討しており、一本足での経営の危険性を強調しています。
対照的に、現在の会社員の待遇が良くなっていることにも言及しています。
大手企業での大幅な年収アップや、リモートワークの普及などを挙げ、フリーランスのメリットが年々減少している可能性があると指摘しています。
フリーランスのメリットは、会社員のような保険がない分、収入を上げやすい点でしたが、それも会社員に追いつかれつつあり、時間の自由度も同様であるとしています。
しかし、フリーランスには、自分の作ったものが直接喜ばれる喜びや、自分の力で生きているというサバイバル感といった、会社員では味わえない醍醐味があると述べています。
今後はフリーランス同士の競争が激化するだろうとしつつも、仲間と協力して良いものを作り、喜んでもらうサイクルを続けるしかないと考えています。
最後に、仲間を増やしたい人に向けて自身のメンバーシップを紹介し、共にこの厳しい時代を戦っていくことを呼びかけています。
補足として、動画全体を通して、フリーランスの現状に対する率直な意見や、自身の将来への考えが語られています。
また、インフレ時代における会社員の待遇改善や、リモートワークの普及といった社会の変化も、フリーランスの立ち位置に影響を与えているという視点が示されています。
