このページには広告が含まれています。

会社員とフリーランを両方経験している人が語るそれぞれのメリットデメリットについて解説

この動画では、IT業界で10年以上デザイナーとして活躍してきた人物が、自身の会社員とフリーランスの経験を踏まえ、それぞれの働き方のメリット・デメリットについて解説しています。

まず、自身の働き方の変遷として、新卒でメガベンチャーに入社後、数回の転職を経て独立し、デザインスクールを運営しながらフリーランスとしても活動。

その後、スタートアップに会社員として再就職し、現在は二足のわらじで働いている経緯が語られました。

会社員のメリットとして、以下の4点が挙げられました。

 

  1. 一人では生み出せないプロダクトやサービスが作れる: チームで協力することで、個人では実現できない規模の物作りができる。
  2. 新たな知識を学ぶ機会が多い: 周囲の同僚や他部署の人との交流を通じて、自然と新しい情報や知識が入ってくる。
  3. アウトプットの量が増える: ビジネス上の都合や締め切りがあることで、制作物の完成を促す力になる。
  4. チームプレイが楽しい: 仲間と協力して仕事を進めることに喜びを感じられる。

 

会社員のデメリットとして、以下の3点が挙げられました。

  1. 拘束時間が長い: 毎日決まった時間に出勤し、働く必要があるため、自分の時間や余力が削られやすい。
  2. ハードなタスクが飛んできやすい: 会社内で処理する必要がある急な仕事や困難な仕事が降ってくることがある。
  3. 感情労働がある: 人とのコミュニケーションにおいて、感情を調整する必要があり、精神的な負担となる場合がある。

 

続いて、フリーランスのメリットとして、以下の4点が挙げられました。

  1. 評価がない: 会社のような評価制度がなく、自分のペースで仕事に集中できる。
  2. 自分の裁量で働ける: 働く時間や場所を自由に選べ、仕事の相手も自分で選ぶことができる。契約も比較的容易に終了できる。
  3. 収入は青天井: 自分の働きや成果に応じて収入を大きく伸ばせる可能性がある。
  4. 節税方法が豊富: 経費の計上など、会社員に比べて節税の手段が多い。

 

フリーランスのデメリットとして、以下の3点が挙げられました。

  1. 働きすぎる・サボりすぎる: 収入への不安から働きすぎたり、逆に自己管理が甘くなると極端にサボってしまうなど、バランスを取るのが難しい。
  2. 自己管理をしないとスキルの切り売りになる: 常に新しいことを学び続ける姿勢がないと、時代に取り残され、仕事が減ってしまう可能性がある。
  3. チームが恋しくなる・社会に帰属したくなる: 一人で仕事を進めることが多いため、孤独を感じたり、組織への所属感を求めるようになることがある。

最後に、自分に合った働き方を見つけるための軸として、「やりたいことの種類や規模感」と「対人ストレスと所属感のバランス」の2つが提示されました。

自身のやりたいことが会社でないとできないのか、逆に個人の方が向いているのか、そして、どの程度の人間関係の中で働くのが心地よいかを考えることが重要であると述べられました。

また、仕事の環境について、完璧な天国はないが、人の心身を壊すような地獄は存在するという認識を持つこと、そして、そうした環境からは逃げることも重要であると強調されました。

補足として、個人の経験に基づき、会社員とフリーランスそれぞれのリアルな側面が語られています。

働き方の選択は個人の価値観や状況によって異なり、また、年齢やライフステージによっても変化する可能性があることが示唆されています。

-YouTube
-