この動画では、不動産投資における物件の探し方について解説されています。主なポイントは以下の通りです。
基本的な考え方:
- 良い不動産物件は、基本的に自分で探すしかない。仲介業者やコンサルタントに頼るだけでは、業者の都合の良い物件を紹介されるリスクが高い。
- 不動産業者は、優良物件を新規参入者や付き合いの浅い人にいきなり紹介することはない。
- 買値が最も重要であり、立地や物件の綺麗さも大切だが、高く買ってしまっては収益化が難しくなる。
具体的な探し方:
- ネットで探す:
- 投資用物件サイト（健美家、楽待など）で利回りなどを見て探す。
- 中古戸建てを探すなら「アットホーム」がおすすめ。地元の不動産業者の情報が掲載されていることがあり、掘り出し物が見つかる可能性がある。
- Yahoo!不動産やSUUMOなども活用できる。
- 地場の不動産屋に聞く: 大手ではなく、地域に根ざした不動産屋を回り、未公開物件や買取再販物件、相続物件などの情報を探す。
- (補足)競売: 「BIT」などの競売物件情報サイトを見ることもできるが、手間がかかる割に最近は安く買えるとは限らないため、初心者にはあまり推奨されない。
探す際の注意点:
- 不動産コンサルタントなどに依存せず、自分で探すことが重要。自分の目を養う必要がある。
- 月額費用を払う投資コミュニティなどで良い物件を紹介してもらえるという期待は持つべきではない。
- 電話勧誘してくる業者は基本的に避けるべき。
- Webだけでなく、自分の足で地域を回って探すことも有効。
物件選びのポイント:
- 相場観を身につける: 毎日Webサイトなどで物件情報を見ることで、価格の適正さを判断できるようになる。
- 完璧な物件はないと考える: 安さ、綺麗さ、新しさ、広さなどを全て満たす物件は見つかりにくい。どこかを妥協する必要がある。
- 毎日物件情報をチェックする: 新規物件は毎日登録されるため、こまめにチェックすることが重要。良い物件はすぐに売れてしまう。
- 気になる物件はメモやリストに入れ、売れるまでの期間を観察することで相場観を養う。
- 絞り込み:
- エリア：自分が買いたい地域に絞る。
- 築年数：初心者の場合は30年以内を目安にする（旧耐震基準を避けるため）。
- 構造：戸建てなら木造に絞るなど、構造を絞ることで価格帯の感覚を掴みやすくなる。
- 高いか安いか、良いか悪いかは、慣れるまで判断が難しい。分からないのに安易に買わない。
まとめ:
根気強く毎日物件情報をチェックし、相場観を身につけることが、良い不動産物件を見つけるための鍵となる。
不動産業者やコンサルタントに頼るのではなく、自分で積極的に探す姿勢が重要である。
補足として、動画では具体的なWebサイト名が挙げられており、初心者に向けてエリア、築年数、構造などで絞り込んで探す方法が提案されています。
また、相場観を養うために、気になる物件がどのくらいの期間で売れるかを観察するテクニックも紹介されています。