この動画では、高須幹弥先生がなぜ日本株ではなくアメリカ株を中心に投資しているのかについて解説しています。
結論:日本の将来の経済成長よりも、アメリカの経済成長に期待しているからです。
理由の詳細:
- 日本の現状への懸念:
- 少子高齢化が進み、人口が減少していくこと。
- 生産年齢人口の減少による消費の低迷や労働力不足の可能性。
- 過去の成功体験による既得権益の存在や、新しい産業を阻害する構造。
- 低い生産性。
- 国民性として、目立つ人を叩く傾向があり、イノベーションが生まれにくい土壌がある。
- 解雇規制が厳しく、企業の活性化を妨げる側面がある。
- 地震などの自然災害が多い。
- アメリカへの期待:
- GDPが右肩上がりで成長しており、イノベーションが起こりやすい。
- IT産業が強く、世界的にサービスを展開している企業が多い。
- 移民を受け入れており、人口増加が見込める。
- 地政学的に有利であり、他国からの侵略リスクが低い。
- エネルギーや食料を自給できる。
- 投資戦略:
- 主にS&P500などのアメリカ株のインデックスファンドに投資している。
- 個別株はあまり買わず、分散投資を重視している。
- 成長が期待できるインド株にも少額投資している(スパイス程度)。
- 株は攻めの資産、金や債券は守りの資産と考えており、まだ現役で収入があるため、攻めの資産である株に重点を置いている。
- 為替リスクについて: アメリカ株に投資する際の為替リスク(円安・ドル高など)は予測不可能であり、長期的な視点で見れば薄まると考えている。
幹弥先生は日本が好きであり、住み続けたいと考えていますが、投資という観点では、より成長が期待できるアメリカに投資するのが合理的だと考えている、という内容でした。