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米国高配当ETF「SPYD」に投資する理由とは?配当金が欲しい人向け

この話では、「高配当株マニア」として知られる投資家が、米国の高配当株ETFである「SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)」に投資している理由を、7つの視点から説明している。

冒頭で、視聴者からの「米国株ではどの銘柄を購入しているのか?」という質問に対する回答として、自身は主にSPYDを保有していると明かしている。

SPYDは、S&P500に採用されている米国の大企業500社のうち、配当利回りが高い上位80銘柄を均等に組み入れたETFである。

各銘柄の比率は約1.25%とされ、分散投資された「高配当銘柄の詰め合わせパック」と表現されている。

 

投資をしている主な理由として、第一に高い配当利回りが挙げられる。

年利で約3.5%~5%の水準であり、2024年時点ではおおよそ4.5%前後が目安とされている。

株価の下落によって一時的に配当利回りが高く見える「見せかけの高配当株」とは異なり、SPYDは業績が安定した米国の優良企業で構成されているため、配当の信頼性が高いとされている。

税引き後でも約3.5%の配当が見込め、例えば100万円投資すれば年3.5万円の手取り配当が得られる計算になり、これは日常の固定費(例:スマホ代)をまかなえる水準であり、「お金のなる木」としての役割を果たすとされている。

 

第二に、高いトータルリターンへの期待がある。

SPYDは配当だけでなく、株価の値上がり益(キャピタルゲイン)も加えたトータルリターンが、過去数年間においてS&P500指数とほぼ同等の成績を残している。

つまり、米国全体に投資するのと同程度のパフォーマンスを維持しながら、高い配当を受け取れる点が魅力とされている。

投資家としては「値上がりだけでなく配当という形で利益を確定できる方が好み」とし、精神的にも安定しやすいという。

 

第三に、今後の分配金(配当)の増加が期待できることが挙げられている。

SPYDは2015年に設立された比較的新しいETFであるため、長期的な配当の推移にはやや不確実性がある。

しかし、構成されている企業は米国企業であり、株主還元意識が高い点が評価されている。

これにより、将来的に安定的かつ右肩上がりの分配金の成長が見込まれている。

日本企業や新興国企業の高配当ETFに比べると、法制度や株主保護の観点からも米国企業は信頼性が高く、投資対象として安心感があるとされている。

話の途中では、他国の高配当ファンドでは配当が過去10年間でほとんど変わらない例もあることに触れ、米国株が配当の増加傾向にある点を再評価している。


このように、SPYDは「高配当・安定性・トータルリターン・将来的な増配可能性」の観点から、米国株投資における魅力的な選択肢であり、ETFを通じて分散投資ができるという点も含めて、初心者にも推奨しやすい投資先として紹介されている。

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