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自分で銘柄を選ぶのは面倒だ。そんな人はどんな高配当ファンドを選べば良いのか。

この動画では、高配当株式に投資する3つの人気の投資信託―楽天SCHD、SBI・VYM、SBI全世界高配当株式―について、特徴やメリット・デメリットを比較し、どれを選ぶのがよいかを検討している。

まず、これらのファンドはいずれも少額(100円)から投資可能な投資信託であり、特に高配当株に手軽に投資できる点が共通の魅力とされている。

楽天SCHDとSBI・VYMはともに米国の高配当株を対象にしているが、SBI全世界高配当株式は米国に加え、日本・欧州・新興国の高配当株にも投資対象を広げており、より分散されたポートフォリオを持つ。

 

楽天SCHDは、米国ETF「SCHD」に連動した投資信託であり、信託報酬は年0.192%、配当利回りの目安は過去5年間で平均3.48%とされる。

ETF版のSCHDは安定した運用実績を持ち、銘柄選定にファンダメンタルズを重視していることが特徴である。

なお、日本国内ではETFとして直接買えないため、投資信託として購入可能になった点が評価されている。

 

SBI・VYMは、米国の高配当ETF「VYM」に連動するインデックスファンドで、信託報酬は0.1238%、配当利回りの目安は3.25%程度。

VYM自体は銘柄数が約400と分散性が高く、株価も安定している点で人気がある。

SBI・VYMでは二重課税調整も行われており、手軽さとコスト面でのバランスが取れている点が強みである。

 

一方、SBI全世界高配当株式ファンドは、信託報酬がわずか0.05%と非常に低く設定されている上、モデルポートフォリオの実績配当利回りが4%と他のファンドを上回っている点が魅力とされる。

ただし、アクティブファンドであるため、実際のリターンは今後の運用成績次第で変動する可能性がある。

ポートフォリオは米国(60%)、日本(10%)、欧州(20%)、新興国(10%)で構成されており、地域的な分散が効いている。

地域別の中身を見ると、新興国では金融・エネルギーが多く、中国・南アフリカ・インドネシアなどが上位に入り、欧州ではブリティッシュ・アメリカン・タバコなど、そして日本ではソフトバンクやJTといった高配当株が組み入れられている。

 

最終的に、米国株への投資を主目的とするならば、SCHDの方が直近の配当利回り実績が高く、運用実績も長いため、やや有利とされる。

一方、より幅広い分散投資を志向するのであれば、SBI全世界高配当株式ファンドが有力な選択肢となる。

ただし、アクティブ運用である点には留意が必要である。

以上を踏まえ、視聴者には自身の投資目的やリスク許容度、重視する点(地域分散・配当利回り・コストなど)に応じて、最適なファンドを選択するよう促している。

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