不動産投資家の中村さんが、安藤さんのサポートを受けながら融資を獲得し、事業を拡大してきた過程と、現在の事業計画書について解説する内容です。
中村さんの1棟目購入までの苦労:
- 2018年に安藤さんと出会い、融資獲得に向けてサポートを受ける。
- スルガ銀行の問題が残る時期で、サラリーマンへの融資が厳しい状況だった。
- 多くの金融機関に断られる中、居住区の関係で愛知県の金融機関からの融資の可能性が土壇場で出てくるなど、苦労が多かった。
- 事業計画書を作成したことで、金融機関からは資料の完成度を褒められることもあったが、居住区や住宅ローンの関係で融資が難航するケースもあった。
- 人馬案件(未公開物件)で1棟目をフルローン(7000万円)で購入。地元の信用金庫からの融資で、金利1.8%、期間30年という好条件だった。
- 同時期に2棟目も別の信用金庫から9割融資(1800万円/物件価格2000万円)、金利2.5%、期間15年で購入。
その後の事業展開:
- 3棟目、4棟目は小規模な物件を現金で購入。
- 5棟目、6棟目は再び信用金庫からの小口融資で購入。
- 大きな物件にこだわらず、融資を受けやすい小口案件にも取り組んだことが、順調な拡大につながった。
中村さんの融資資料公開:
- 直近で銀行に提出した事業計画書を公開。
- 会社の概要、代表者プロフィール(安定した収入)、資産状況(潤沢なキャッシュ)、実家の資産状況(両親の預貯金まで開示)、各物件の詳細一覧、賃貸経営の強み(自主管理能力、分離発注能力)、家賃相場などをまとめた分厚い資料。
- 実家の資産状況まで開示することで、金融機関からの信頼を得ようとした。
- 安藤さんからは、資料の見やすさ、情報の網羅性を評価された一方で、枚数をもう少し減らすとさらに良くなるとのアドバイスがあった。
- 収益シミュレーションの赤字表記を黒字にするなど、見た目の印象をすっきりさせることも提案された。
安藤流「良い融資」の受け方:
- 自分の目標設定をしっかり持つこと。
- その目標を事業計画書にきちんとまとめることが重要。
- 金融機関とは身内のような気持ちで付き合うことが大切。
中村さんの今後の展望:
- 地元に根付いた形で、目の行き届く範囲で賃貸経営をしたい。
- 入居者にとって安心できる住環境を提供したいという理念を守りながら、事業規模を拡大したい。
- 2024年中に所有物件数を100戸を超えることを目指している。
安藤さんの感想:
- 中村さんの貫禄が増したと感じた。
- かつて「不労所得」という言葉を使っていた中村さんが、DIYにも積極的に取り組むなど、意識が大きく変わったことを評価。
- 今後のさらなる成長に期待している。
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