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不動産歴10年の大家が撤退を考えるようになったきっかけとは?早いうちにビジネスの去り際を考えておく重要性

この動画では、投資歴11年の不動産投資家が、約10年を節目に不動産投資からの撤退を考え始めた理由について語っています。

この投資家は、サラリーマン時代を経て40歳を超えてから不動産投資を開始し、ピーク時には約100室を所有していました。

特定のエリアにこだわらず、1都3県やその他の地域にも物件を分散して保有していました。

家賃収入よりも純資産の増加を重視しており、年間の家賃収入は最大でも3000万円には届かなかったと述べています。

 

投資戦略としては、まず3000万円のキャッシュを貯め、そのキャッシュを基盤に、高利回りの物件を中心に購入してきました。

利回りを重視することで、価格下落のリスクを吸収できると考えていました。

購入した物件は、RC造、S造の一棟もの、戸建て、新築(少数)、区分マンションなど多岐にわたり、利回りは表面で12%〜15%、高いものでは18%にも及ぶものもありました。

戸建て投資では、手取り15%以上を基準に物件を選んでいました。

 

投資開始から約5年で生涯獲得賃金を超え、それが不動産投資のピークだったと振り返っています。

10年目を迎えるにあたり、融資の鉄板だと思っていた新築案件が否認されたことが、撤退を考える大きなきっかけとなりました。

この融資否認の背景には、総借入額が3億円を超えていた可能性や、金融機関から自宅担保や5割の自己資金を求められたことなどがありました。

この出来事を経て、この投資家は、一旦全ての物件を売却し、借金のない状態でキャッシュを増やし、再び新しい不動産投資を始めることも視野に入れるようになりました。

不動産投資自体はあまり好きではないとしながらも、購入や売却には楽しさを感じていたと述べています。

撤退を考える理由としては、物件管理の手間や、年を取ってからの継続への懸念がありました。

今後のリスクとして、金利上昇、災害リスク、そして戦争リスクを挙げています。

現在は、自身の資産を守るための投資にシフトしており、リスクのある築古物件の再生などは行わない方針を示しています。

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