この動画では、視聴者からの「富裕層はどんな投資をしているのか」という質問に対し、筆者の知り合いの富裕層の投資事例を交えながら解説しています。
結論として、富裕層の基本的な投資は一般の投資家と大きく変わらず、S&P500などのインデックスファンドを中心に行っている人が多いとのことです。
詳細なポイントは以下の通りです。
- メインはインデックスファンド: 特にSP500のインデックスファンドをメインに据え、オルカンも選択肢の一つ。信託報酬の低いeMAXIS Slimシリーズなどが人気。
- 個別株は趣味程度: 日本の個別株を応援の意味合いや配当目的で保有する人もいる。
- スパイスとして他のファンドも: 新興国、インド、FANG+、NASDAQ100、半導体SOXなどのインデックスファンドやアクティブファンドを少量加える人もいる。
- NISA枠を超えた運用: NISAの枠を使い切り、通常の課税口座でも同様の投資を行っている。
- 守りの資産も保有: 特に年配の富裕層は、債券や金(ETF含む)をポートフォリオに組み込んでいる。株価下落時のリスクヘッジとなる。
- 富裕層向け商品について:
- ヘッジファンド: かつては人気だったが、情報化社会の進展によりインデックスファンドとの優位性が薄れ、手数料も高いため、最近は購入する人は少ない傾向。
- プライベートエクイティ: 未公開株に投資する商品で、高利回りが期待できるが、最低投資金額が高く(1億円〜)、流動性が低い。手数料も高い。
筆者自身は、現役で働いているため、S&P500をメインに、インド株やFANG+などを少量組み合わせて運用しており、金や債券は現時点では保有していないとのことです。
富裕層だからといって特別な投資をしているわけではなく、基本的なインデックス投資をしっかりと行っている人が多いという内容でした。