この動画では、成田悠輔さん、中空麻奈さん、辻康介さんがNISAや今後の投資戦略、金融リテラシーについて議論しています。
主なポイント:
- オルカン一択への警鐘(中空さん): 新NISAでオルカンに集中投資する人が多いが、世界的な株価下落局面が来た際に世論がどうなるか懸念している。
- 成田さんの投資スタイル: 特に最適化せず、アメリカ株、債券、米ドル、未上場株、日本円、不動産などを少しずつ保有。多くの人が参入しているところは避けたい。
- 貯蓄から投資の流れ(成田さん): インフレ経済になり、現預金の価値が目減りするため自然な流れ。日本経済の最後の頼みの綱という側面もあるかもしれない。
- 金融大国とは?(成田さん): 単に資産規模が大きいだけでなく、その資産をどう活用するかが重要。目先の利益だけでなく、国全体の豊かさにつながる視点も必要。
- 現在の株価について(中空さん): ファンダメンタルズでは説明がつかないほど上がりすぎていると考えている。新NISAや中国からの資金流入が要因。ピークアウト後の動きに注意が必要。
- 現在の株価について: デフレからインフレへの転換を好意的に見ており、海外からの投資も増えていると感じている。
- 金融リテラシーとは? アグレッシブにリスクを取ることではない。自分のリスク許容度を知ることが重要。
- 金融リテラシー教育: まずは少額でも良いので投資を始め、損得を経験しながら学ぶのが大事。
- 投資で一番難しいこと: 売るタイミング。利益が出たら欲張らずに売ることが重要。
- 為替について: 分散投資でリスクを抑えるのが良い。
- 投資における感情のコントロール: 人間の感情はコントロールが難しいため、自動積立やロボアドバイザーなどの仕組みを利用するのも有効。
- 詐欺的な投資広告: SNS等で蔓延しており、注意が必要。騙されないためのリテラシー教育が重要。
- 金融規制について: 過剰な規制は経済活動を阻害する可能性もあるため、被害者の救済に重点を置くべき。
要するに、NISAを活用した投資は推奨されるものの、オルカン一択のリスクや市場の過熱感には注意が必要。
金融リテラシーを高め、自身の許容範囲内で投資を行うこと、そして詐欺的な情報に騙されないための知識を身につけることが重要であるという議論が展開されました。