最近はもっぱらGeminiを使ってyouTube動画を要約することにハマっています。
動画の内容を視聴せずに動画の内容を知ることができるようになったので、短時間で大量の動画にアクセスできるようになりました。
動画ではなく文字で情報を仕入れたい私にとっては非常に助かっています。
こんな要約機能が搭載されてしまうと、手の込んだ編集をした動画をアップロードしても全然再生されなくなってしまいそうですね...。
今回はそんなAIを使った話題です。
目次
アナロジー思考で新しい発明をする
アナロジー思考とは「遠くの概念を借りてきて、別の分野に組み合わせたり応用したりする思考法」だそうです。
この説明だけではわかりづらいかと思いますので、具体例を用いて解説してみます。
今回は、Geminiを使って思考の過程を丸投げします。
個人的に情報収集していた神経可塑性という概念を、私が小学生の頃に熱中していたトレーディングカードゲームデュエル・マスターズに取り入れてみます。(最近のマイブームです)
一見すると全く関係のない両者ですが、アナロジー思考によって新しい要素を加えることができます。
実際にGeminiに対するプロンプトをお見せしましょう。
トレーディングカードゲームの一つである「デュエル・マスターズ」に「神経可塑性」という概念を取り入れて、新しい要素を発明してください。
この質問に対するGeminiの回答がこちら↓
デュエル・マスターズ(以下、デュエマ)のゲーム性に「神経可塑性(経験による脳のネットワークの再構築・適応)」の概念を落とし込んだ新しいギミックをご提案します。
水文明(知識・サイバー)と自然文明(成長・生命)を主軸とした新能力【ニューロ・アジャスト】と【シナプス・リンク】です。
新ギミック:「神経可塑性」システム
脳が新しい経験を通してシナプス(神経回路)を繋ぎ合わせ、ダメージを受ければ別の回路を使って機能を補うという「可塑性」の性質を、クリーチャーの「学習」と「適応」としてカードゲームに落とし込みます。
1. 新キーワード能力:【シナプス・リンク】(学習と結合)
ルールテキスト: 自分が呪文を唱えた時、または他のクリーチャーを召喚した時、そのカードを墓地やマナゾーンに置く代わりに、このクリーチャーの下に表向きで置いてもよい。
概念: 脳科学の有名な原則「一緒に発火したニューロンは、一緒に繋がる(Neurons that fire together, wire together)」の再現です。プレイヤーが起こした「アクション(経験)」をクリーチャーがその場で学習し、自分の神経回路(カードの下)に組み込んでいきます。
2. 新キーワード能力:【ニューロ・アジャスト】(可塑的適応と機能代償)
ルールテキスト: このクリーチャーは、自分の下にあるカード1枚につきパワーを+2000する。また、このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、代わりに自分の下にあるカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。そうした場合、墓地に置いたカードの文明に応じて以下の「適応効果」を即座に発動する。
光: 相手のクリーチャーを1体タップする。
水: カードを1枚引く。
闇: 相手の手札を1枚見ないで捨てさせる。
火: 相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。
自然: 自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
概念: 脳がダメージを受けた際、別の神経回路を使って機能を補完・再構築する「機能代償」の再現です。除去されそうになった時(脳へのダメージ)、蓄積した経験(シナプス)を消費して生き残りつつ、状況に適応した反射行動をとります。
オリジナルカード案(サンプル)
このギミックを持ったマスターカード(切り札)の例です。
『電脳可塑神(サイバー・ニューロ・ロード) アダプティア』
文明: 水 / 自然
コスト: 6
カードタイプ: クリーチャー
種族: サイバー・コマンド / ツリーフォーク / ニューロン
パワー: 5000+
能力:
マッハファイター(出たターン、相手のタップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
【シナプス・リンク】(自分が他のカードを使用した時、それをこのクリーチャーの下に置いてもよい)
【ニューロ・アジャスト】(このクリーチャーの下にあるカード1枚につきパワーを+2000し、離れる時に下のカードを身代わりにし、その文明の適応効果を使う)
【ブレイン・オーバーフロー】 このクリーチャーの下にカードが3枚以上ある時、このクリーチャーは「W・ブレイカー」と「ブロックされない」を得る。
「神経可塑性」のデュエマ的解釈の面白さ
プレイするたびに「成長」する: 従来の「進化クリーチャー」は上にカードを重ねて一瞬で姿を変えますが、このギミックは下にカードを蓄積していくことで、デュエルの中で徐々に賢く、強くなっていきます。まさに「学習」のプロセスです。
構築の多様性(文明を混ぜるメリット): 【ニューロ・アジャスト】による身代わり効果は、下に置いたカードの文明によって変化します。そのため、「どんな呪文やクリーチャーを学習させるか」によって、プレイヤーごとに全く違う耐性とカウンター能力を持ったクリーチャーに育ちます。
相手の行動に対する「柔軟なプレイング」: 相手が「破壊」してくるなら、あえて水文明のカードを学習させておき、破壊された時の身代わり効果で「ドロー」して次の展開に備えるなど、脳のネットワークを組み替えるような柔軟なプレイングが求められます。
AIを使いこなすということ
デュエル・マスターズのルールを理解している人が読めばわかると思いますが、実在してもおかしくないルールだと思います。
もちろん、これをそのままカードゲームの要素に取り入れることはできません。既存のゲームバランスとの相性や世界観、TCGとして成立させるために将来性などあらゆる要素を考慮しなければなりません。
しかしながら、こんなに簡単な命令をするだけで既存のデュエル・マスターズに加えられそうな新しい要素を生み出すことができるということは理解いただけたかと思います。
さらにプロンプトをブラッシュアップして、他のアイデアを模索していくこともできるでしょう。
トレーディングカードゲームの一つである「デュエル・マスターズ」に「神経可塑性」という概念を取り入れて、新しい要素を発明してください。
「」の中には無限の組み合わせを入れることができますし、さらに要素を組み合わせたり、特定の概念のみを抽出して既存のルールに取り入れることだって可能です。
AIを使うことによって試行錯誤を高速で回せるようになっています。