ブログを運営しているのであれば、アクセスを集めて収益を増やしたいと考えるようになるでしょう。
無料ブログサービスを利用している場合を除き、サイトを運営するためにはサーバー代やドメイン代などの維持コストがかかります。
毎月数千円に抑えることはできますが、サイトを所有する以上はそのサイトから収益を得られなければ赤字を垂れ流し続けることになります。
趣味でやっているから広告は貼らなくてもよい
という方を稀に見かけますが、人を集めるコンテンツを生み出せるのであれば広告を掲載し、他社にもユーザー接触の機会を提供するべきだと考えています。
サイトの維持コスト回収だけでなく、広告を出稿する企業の利益にもつなげることで自己満足だけにとどまらず他者の幸福にも貢献できるのです。
今回の記事では広告を掲載して収益を増やしたいと考えているブログ運営初心者の方を対象に、アクセスを集めるためのノウハウをご紹介します。
目次
アクセスUP=収益UP
ブログからの収益は、サイトに訪れるユーザー数に比例して増える傾向にあります。
そのため、収益を最大化したい場合にはいかにしてアクセスを集めるかを考えるようにしましょう。
しかしながら、ブログ運営初心者はサイトの方向性が決まっていないことが多く、どのような記事を投稿していけばいいのかもわからず悩んでいる方も多いでしょう。
- これまでに読んだことのある漫画を紹介する
- とりあえず日記を書いてみる
- キーワードツールを参考に書く内容を決める
などなど、バラバラのジャンルの記事を投稿しがちです。
ジャンルが多すぎるブログはユーザーの目からは情報が希薄に見えてしまうため、離脱率が上がり、滞在時間の低下などのデメリットがあります。
SEOの観点からもランダムなコンテンツが詰め込まれたサイトよりも、テーマやジャンルが決まっており、情報を網羅しているサイトの方が良い評価を得られ上位表示もしやすくなります。
そのため、これからブログを運営していくのであれば、サイトのテーマの決めておくことをおすすめします。(収益の最大化が目的の場合)
とはいえ、特に書くことが決まっていない場合はどのような記事を書くべきかについて頭を抱えることになるでしょう。
もちろん現時点のアクセス数のままで収益を増やすためにはどうすれば良いかを考えることも重要です。
アクセスを増やさずに収益を増やすためには、Googleアドセンスのようなページビュー数に左右されやすいクリック型の広告ではなく、アフィリエイトのような成果報酬型の広告からの収益を最大化する必要があります。
運営しながら方向性を決めていく
それでは実際にアクセスを集めるための施策を始めます。
記事を投稿しないことにはアクセスは集まりません。
1記事も投稿していないサイトは、検索結果の圏外に飛ばされるため、検索結果に表示されることはありません。
自身のSNSなどでURLを公開しない限り、そのサイトにアクセスを集めるのは自分ひとりだけという悲しいサイトになります。
テーマはなんでもいいのでとにかく記事を書き始めましょう。
どうせ誰にも見られませんから恥やプライドは捨ててしまいましょう。
ですが、自分以外の誰かひとりの役に立つかということを意識しながら記事を書くようにしてください。
検索するユーザーのニーズを満たすという検索エンジンの役割を考えれば当然のことですが、自己満足の記事よりも誰かの役に立つ記事の方が検索結果の上位に表示されやすくなります。
まずは30記事の投稿を目指しましょう。
このくらいまで記事を投稿すると、1日数人〜数十人のユーザーが訪れるくらいにはなっているでしょう。
上級者ともなると、30記事で数千〜数万人の読者が訪れるようになるブログを作ることもできます。
長い期間ブログを運営し、日々勉強を続けていれば決して不可能ではないということが理解できるはずです。
読者が集まるようになれば、サイト内のどの記事がよく読まれているのかというデータが取れるようになります。
WordPressでサイトを運営しているのであれば、Jetpackプラグインをインストールしておくことでアクセス数を調べられるようになります。
記事ごとのアクセス数を確認することで、コンテンツの方向性を決めるという対策ができます。
キーワードツールの利用
複数の記事を投稿していると、なぜかわからないけど仮想通貨に関する記事にアクセスが多いことを特定したとします。
アクセスが多い要因は様々です。
- 情報量や独自のコンテンツが充実している
- SNSに共有し検索エンジン以外からのアクセスを増やしている
などなど。
アクセスが多い記事を基準にしてサイトの方向性を決めていきます。
Jetpackプラグインでアクセスの多い記事を調べる
記事ごとのアクセス数を調べるときはJetpackプラグインを利用します。
step
1WordPressのプラグインからJetpackを選択する
step
2「詳しい統計情報を表示」を選択
「人気の投稿とページ」という項目を確認すれば、アクセス数順に各記事が表示されます。
過去のデータも振り返って見ることができるため、アクセス数の推移を把握するのにも役立ちます。
アクセス数の多い記事を特定できたら、次はキーワードツールの出番です。
ラッコキーワードやKeyword Toolなど、使うツールはなんでもOKです。今回はラッコキーワードを例に解説します。
例えば運営しているブログの中で「仮想通貨」に関する記事にアクセスが多いことを特定したとします。
特定できたら、ラッコキーワードで「仮想通貨」と検索してみましょう。
上部には最もよく検索されるサジェストキーワードが表示され、続いてアルファベット順に検索候補となるサジェストキーワードが表示されます。
ブログ運営の方向性を決めるときはこれらのキーワードを参考にすると良いでしょう。
検索されるキーワードを見ればユーザーがどのような情報を求めているのかがわかるはずです。
ユーザーが求めている情報が分かれば、あとはそのニーズを満たすコンテンツをひたすら投稿していくようにしましょう。
アクセスが集まるコンテンツを蓄積していくことで、着実に検索エンジンからの評価を高めていくことができます。
特化していくことでサイトの専門性を高める
最初の30記事まではサイトの方向性の定まっていない雑記ブログでしたが、アクセスが集まるようになれば、雑記から特化へとシフトしていくことができます。
どのようなジャンルに特化するかは、アクセスが集まるようになって決めていけば良いのです。
今回はキーワードツールを用いて記事にするというキーワード候補を絞り込むという方法を紹介しましたが、アクセスを集めるための施策は無限にあります。
- SNS・YouTubeに注力する
- 外部リンクを獲得する
など人それぞれの戦略があります。
流入元は増え続けているため、検索エンジンだけに依存しない対策が求められます。