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ブログを始める時の注意点を解説!ブログを始める前に知りたかったこと

2021年8月31日

初めてブログ運営を始める時には色々な疑問があります。

私がブログを始める前の疑問は

  • ブログってどうやったら始められるの?
  • プログラミングできないぞ?
  • アフィリエイト収入ってどうやったら得られるの?

などの疑問を持っていましたが、ブログを開設した後でも疑問は増え続ける一方でした。

  • SEOとは?
  • キーワード選定とは?
  • 全然稼げないぞ?
  • WordPressの操作方法がわからん...

ブログを始めると苦難の連続です。

 

わからない単語はその都度調べ、メモに残し、また読み返すという受験生のような地道な努力をしてきました。

3ヶ月間毎日ブログ記事を投稿したけど、全然稼ぐことができず挫折しそうになったこともありました。

1円を稼ぐことの難しさを実感した一方で、ブログを甘く見ていた認識の甘さにも気づきました。

ブログでお金を稼ぐのであれば、それは趣味ではなく事業になります。

この認識の甘さに気づいてから、「アクセスが増えない」「記事の書き方がわからない」などの壁にぶつかっても、試行錯誤し自力で解決できる自走力が身につきました。

 

これらの経験をしてきたからこそ、これからブログを始める方向けに役立つ情報を発信できると思っています。

今回の記事では、私がブログを始める前に知りたかったことをまとめています。

また、副業としてブログを運営する場合の注意点についても紹介しています。

ブログで稼ぐためには商品を売らなければならない

ブログを始める理由の多くが「お金を稼ぎたいから」ではないでしょうか。

私も「ブログから収入を得られる」と聞いてブログを始めることを決めました。

ボランティアでブログ記事の更新を続けられるほど、時間とお金に余裕がある人はほとんどいないと思います。

ブログでお金を稼ぐことに関して、後ろめたさに感じていたり、マインドブロックがあると稼ぐことはできません。

アフィリエイト

ブログから収入を得るためには、企業の商品やサービスを売らなければなりません。

簡単なことではありません。

営業職を経験している人ならまだしも、商品のセールスに必要な知識やノウハウを持ち合わせている人は少ないでしょう。

 

そのため、営業のノウハウセールスライティングを学ぶ必要があります。

文章だけで読者を行動させなければならないわけですから。

なんのノウハウもない素人がブログで商品を紹介しても、購入されることは滅多にありません。

インターネットユーザーのリテラシーは高まってきており、文章を読めば「商品を売りたい気持ち」が強過ぎて、胡椒くさいということに気づくのです。

これでは、読者からの信頼を得ることはできません。

 

商品を売るということは、押し売りをするということではありません。

大切なのは商品のベネフィットを適切に伝えるということだけです。

読者が納得すれば自然とあなたのブログから商品が購入されます。

アドセンス

一方で、商品を売らなくても収入を得られる方法もあります。

Googleアドセンスであれば、広告がクリックされるたびに数円〜数百円の収益が発生するため、商品を売る必要がありません。

 

アフィリエイトは商品をお金に換えるのに対して、アドセンスはアクセスをお金に換えます。

商品を売る必要はないものの、アドセンスで大きく稼ぐためには大量のアクセスが必要になります。

人によって考え方は違うでしょうが、稼ぐという点においてはアフィリエイトよりもアドセンスの方が難易度が高いと思っています。

 

アドセンスで月10万円を稼ぐためには、約30万〜50万PVが必要になると言われています。

1日1万PVを集めるのはかなりハードルが高いです。

私は3年以上ブログを運営していますが、1万PV/日を達成したのは一度しかありません。

それほどまでに、アクセスを集めてアドセンスで稼ぐのは難しいのです。

 

ですが、アクセスを集める方法は分かるようになりました。

伸びた記事をひたすら横展開していく

伸ばし切ったら別ジャンルへ移行

最終的にはこの戦略に落ち着きました。

アクセスを増やすノウハウとして実践してみてください。

稼ぐならアフィリエイト

アドセンスでは稼ぐのが難しいため、ブログで大きく稼ぐ人の多くがアフィリエイトで収益化しています。

アドセンスでは1PVでは1円にもならないことがほとんどですが、アフィリエイトでは1PVが1万円になるポテンシャルを秘めています。

アフィリエイト記事を検索上位に表示することができれば、毎日のように成果報酬が得られるようになるのです。

 

1件の成約につき1万円の報酬が発生する高単価案件をブログ記事で紹介しているのであれば、1日100PVをブログに集めることを目標にしましょう

100人中1人が購入してコンバージョン率が1%であっても、毎日1万円の報酬が発生することになります。

 

月商30万円あれば、もはやブログをやめるわけにはいかなくなります。

 

100PVであれば、アドセンスで10円になれば良い方です。

読者1人あたりの単価に圧倒的な差があります。

これが、アドセンスとアフィリエイトで稼げる金額に差が生まれる理由です。

ブログで稼ぎたいのであれば、アフィリエイト一択になります。

アドセンスとアフィリエイト広告が混在していると、読者がアドセンス広告経由で成約するかもしれません。大きな機会損失です。

アフィリエイトで稼げるようになれば「アドセンス広告は設置しなくてもいいか」と思えるようになります。

売れる商品を事前に選定した上でブログ記事を書き始めましょう。

 

▶︎【Webサイトで稼ぐ】ブログ記事1記事だけで稼ぎ続ける方法

無料ブログはNG

本格的にブログを運営していくのであれば、無料ブログサービスを使うのはNGです。

無料ブログサービスは、趣味で使うものだと認識しておきましょう。

稼ぐ場合はWordPress一択になります。

 

無料ブログでは、規約変更によるサイト閉鎖やアカウント停止のみならず、そもそも広告を設置できない場合があるからです。

アドセンス広告やアフィリエイト広告を設置するためには、サイトを審査に申請する必要がありますが、独自ドメインではない無料ブログサービスではそもそも審査されません。

もしも50記事、100記事を投稿した段階でこれに気づいたとしたら絶望しますよね。

日記などの記事を投稿する場合には無料ブログでも良いですが、アドセンスやアフィリエイトで収益化する場合には向きません。

1円でも稼ぎたいのであれば、レンタルサーバー会社からドメイン取得とWordPressをインストールしましょう。

レンタルサーバー会社によっては、サーバー契約と同時にWordPressインストールができることもあり、知識がなくてもわずか10分ほどでブログ開設が可能です。

 

▶︎稼ぎたいのであれば無料ブログサービスをおすすめしない理由

▶︎知識ゼロでもできるエックスサーバーでのWordPressサイトの初めかた【クイックスタートで初心者でも簡単】

WordPressを選ぶ理由

WordPressには、無料ブログにはない様々なメリットがあります。

  • アップデートによりセキュリティが強化され続けている
  • 広告を自由に設置できる
  • ブログが消えることはない(サイトの引越し可能)
  • SEOに最適化されたテーマで上位表示されやすい
  • ブログ運営に便利なプラグインを利用可能
  • 情報が充実している

 

検索結果の上位に表示されているアフィリエイト記事で、無料ブログサービスを使っているサイトを見たことがありません。

つまり、無料ブログよりも有料WordPressの方がSEOには有利ということです。

「無料だからコンテンツ作りに本気になっていない」と言い換えることもできるでしょう。

広告を設置できないことが多いため、本気になっても大して稼げないという現実もあるはずです。

 

WordPressでブログを運営しているブロガーは、毎月1000円ほどのレンタルサーバー代とドメイン代を費やしているため、少なくともこのお金を回収したいという心理が働き、本気で記事を作っているのです。

結果として、良質なコンテンツを発信しているWordPressサイトが検索結果の上位に表示されるというわけです。

有料テーマを入れる

有料WordPressテーマ

WordPressでサイトを開設した後には、テーマをインストールします。

WordPressテーマは、サイト全体のデザインや機能性を決める重要なものです。

初期テーマでは、読者に分かりづらくカスタマイズがほとんどできないため、別途WordPressテーマをインストールしなければなりません。

 

テーマには無料と有料のものがありますが、多くの人が無料の罠に引っかかってしまいます

私もそのひとりでした。

無料テーマを利用していると、広告を好きな位置に設置できない、見やすいように記事の装飾をしたいなどの欲が出てきます。

「有料テーマに切り替えた方がいいかな〜」と迷い始めるわけです。

私も1つ目に開設したWordPressブログには、無料の「Cocoon」というテーマを利用していたのでこの気持ちはよく分かります。

 

記事を書き始めてしまっても、途中で無料テーマから有料テーマへと切り替えることはできますが、全くおすすめできません。

記事を書き始めた途中でWordPressテーマを入れ替えてしまうと、記事のレイアウトや装飾が総崩れしてしまうからです。

 

また、初めの記事から書き直さなければならなくなります。

私はこの段階で70記事以上を投稿していたので、リライトに2ヶ月近くかかってしまいました。

そして、また1から新しいテーマに使い慣れていかなければなりません。

 

このような失敗を避けるためにも、初めから有料テーマをインストールすることを推奨します。

▶︎WordPress有料テーマ「ACTION(AFFINGER6)」を購入・インストールする手順を開設

雑記ブログ or 特化ブログ

ブログの運営方針によって稼げるかどうかが左右されますので、記事を書く前の戦略も重要です。

  • ジャンルを問わず記事を投稿する雑記ブログ
  • 特定のジャンルの記事だけを投稿する特化ブログ

主に2つの運営スタイルがありますが、稼ぐことを目的とするのであれば特化ブログで運営することをおすすめします。

 

雑記ブログでは検索上位に表示することは難しいです。

ブログで稼ぐためには、検索結果の1ページ目に表示されることが何よりも重要ですが、1ページ目の中でもアクセス数には大きな差があります。

 

Googleの検索エンジンは、検索順位を決めるときにEATという指標をアルゴリズムの一つとしていますが、雑記ブログではこれを満たすのが難しくなります。

EATとは、

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

の3つの頭文字をとったものであり、検索結果の上位に表示させるための基準となる考え方です。

これらに加えて、網羅性も重要になります。

バラバラのジャンルを投稿している雑記ブログでは、読者の深い悩みを解決することができないため、網羅性が低いとして検索結果の下の方に追いやられます。

 

検索結果の上位を見てみるとわかりますが、雑記ブログはほとんどありません。

特に、広告単価の高いジャンルは、検索結果上位は特化サイトで埋め尽くされています。

競合ひしめくジャンルでは、雑記ブログに勝ち目はありません。

YMYLジャンルは選ばない

YMYLジャンル

ブログで稼ぎたい場合は、YMYLジャンルは絶対に避けなければなりません。

YMYLジャンルとは「Your Money or Your Life」の略称で、人の健康やお金など人生に大きく影響を与えるジャンルのことを指します。

 

  • 医療・健康
  • 法律
  • 金融

これらのジャンルは、権威性のない個人ブログで検索上位に表示されることはほぼ不可能だと思っておきましょう。

企業サイトや公的機関のサイト以外は、検索結果の圏外に飛ばされてしまい、誰にも見られないということになります。

 

Googleの検索アルゴリズムは、EATを検索順位を決める際の指標にしています。

EATとは

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

の3つの頭文字をとったものであり、検索結果の上位に表示させるためにサイトに必要な要素です。

 

Googleの検索エンジンは、これら3つを満たすことができない個人ブログは「上位に表示しない」と決めてしまっています。

たとえどんなにそのジャンルに詳しいとしても、個人ブログでの参入は避けましょう。

どうしても記事にしたい場合は、検索エンジンからではなくSNSからの集客のみになるということを覚悟しておきましょう。

すぐに結果は出ない【最低でも半年〜1年は継続】

WordPressでブログを開設したからといって、すぐに収入を得られるようになるわけではありません。

なぜなら、開設したばかりのブログでは上位に表示されないからです。

競合サイトを追い抜いて上位に表示するには、運営歴もコンテンツの質も圧倒的に足りていないからです。

まだ世界中の誰も記事にしていない情報なら上位に表示されることもありますが、それでもすぐに競合サイトに追い抜かれてしまうのがオチです。

 

私はPlayStation 5のスペックが発表された時に、PS5におすすめのモニターをいち早く紹介する記事を公開したことがあります。

その記事は、モニターが購入されるたびに収益が得られるアフィリエイト記事です。

まだどのサイトでも記事にされておらず、「PS5 モニター おすすめ」というキーワードでは意図した検索結果が表示されていない状況でした。

公開1週間後には検索結果の1ページ目に表示され、2週間ほどで5万円のアフィリエイト収益を得ることができました。

 

ですがその記事は、今では検索結果の3ページまで転落してしまいました。

モニターに特化したサイトや企業のオウンドメディアには勝てませんでした。

お宝キーワードを見つけることができれば一時的に稼ぐことはできますが、キープし続けるのは難しいのです。

 

検索結果の上位に表示されるためには、サイトを長く運営してGoogleから評価されなければなりません。

ブログを開設して3ヶ月毎日更新したとしても、1日1桁のアクセス数が続くことも珍しくありません。

 

少ない記事数で稼ぐためには、質の高い記事を戦略的に投稿しなければなりません。

"質の高い記事"とは、現段階で検索順位の1位を超えるレベルの記事です。

"戦略的に"とは、内部リンク施策やSEOライティングを意識してサイトを構築するということです。

 

初めてブログを開設したばかりの初心者にはなかなか難しいでしょう。

当然私も無理でした。

 

当サイト「Blogging」は、私が開設した4つ目のサイトです。

ようやく少しずつブログ記事の書き方やキーワード選定、SEOの考え方がわかるようになってきました。

1つめのサイトは開設して3年ほどが経ちますが、100記事以上は削除しています。

それほどまでに低品質の記事を連投していました。

これは誰しもが通る道だと思います。

 

初めてのブログ開設からコンサルを受けながら手取り足取りアドバイスされるのであれば、記事を削除することなく戦略的にサイト構築ができるかもしれません。

私はネットの上の情報と書籍だけを頼りにサイトを運営してきたので、アクセスを増やすのにかなり苦戦しました。

ですが、苦労した経験にも価値があります。こうして今記事にできているのですから。

ブログの醍醐味ともいえます。

自分の失敗を誰かに話したいと考える人はほとんどいないでしょう。

過去の経験を不特定多数の人が見るネット上に投稿するのはブロガーくらいです。

その体験が誰かの役に立つこともあります。

失敗する人を一人でも減らすためにブログを始めてみてください。

あらゆる問題は自分で解決しなければならない

WordPressでブログを始めると、様々な壁にぶつかります。

  • WordPress管理画面の操作方法
  • エラーが出てしまう...
  • 広告の貼り方がわからない
  • バグが発生した...

 

これらのハードルを自力で超えていかなければなりません。

ですが、ほとんどの問題は「調べれば解決できる」ものであり、身構える必要はありません。

まずは自分で解決しようという行動力が求められます。

二人三脚で一緒にブログを運営してくれる人はいません。

自力で解決する癖をつけましょう。

 

「検索結果を調べ漁ったけどどうにも解決できない」

このような時に初めて誰かに質問します。

このくらいの気概でなければ、いちいち誰かに質問していては時間だけが無駄に過ぎてしまいます。

質問をするときは、ブログ運営のコミュニティSNSで発信している人に質問してみると良いでしょう。

コミュニティであれば、多くの質問が飛び交っているため比較的質問のハードルが低くなります。

確定申告が必要

ブログを始めてアドセンス収入やアフィリエイト収入を得られるようになったら、確定申告をしなければなりません。

副業でブログ運営をしている場合、年間20万円を超える所得がある場合には確定申告の義務があります。

利益が20万円を超えているにもかかわらず、確定申告をしていない場合は脱税行為になり、延滞税や加算税などの罰則があります。

副業でブログを運営する場合も同様です。

税金は、売上から経費を引いた利益に対して所得税が発生します。

20万円以下でも住民税がかかる

年間所得が20万円以下の場合は「所得税」の申告は不要ですが、「住民税」は1円でも利益があれば発生するものです。

20万円以下の所得で確定申告をしない場合は、市区町村に情報が回らず「住民税を払わない」ということになるため、これも脱税行為にあたります。

所得税とは別に住民税を支払わなければなりません。

クラウド会計ソフトで確定申告

確定申告といっても、ほとんどの人が申告方法を知りません。

簿記や会計の知識を持っている人なら自力でなんとかなるかもしれませんが、そうではない人が多いでしょう。

副業規模での収入が発生している場合は、クラウド会計ソフトを利用してネット上で確定申告をするという方法があります。

売上や経費などを管理でき、確定申告までネット上で完結するため、知識が乏しい人でも自動で計算・申告が完了します。

 

主なクラウド会計ソフトとしては、freeeとマネーフォワードの2つです。

私はfreeeを利用していますが、マネーフォワードも利用者が多いサービスです。

外部サービスとの連携や自動記帳に対応しているため、支出や支出の管理に利用してみると良いでしょう。

手書きで売上や経費を管理することはかなり大変ですので収入が発生するようになったら早めに導入するようにしましょう。

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