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稼ぎたいのであれば無料ブログサービスをおすすめしない理由

ブログを始めるときには、

  • 無料ブログサービス
  • 有料WordPress

の主に2つの選択肢があります。

ブログに関する前提知識がない場合、無料という魅力に引き込まれそうですが、1円でも稼ぎたいのであれば無料ブログサービスはおすすめできません。

逆に、稼ぐ必要がないのであれば無料ブログで全く問題ありません。

今回は、無料ブログサービスのデメリット・おすすめしない理由をまとめて解説します。

スタートの段階で後悔する道を選ばないためにも、事前に無料ブログの概要を把握しておきましょう。

 

サービス終了の可能性はゼロではない

ブログサービスの終了

無料ブログサービスは、提供会社の経営状況やユーザー数の減少などによってサービスが終了する可能性があります。

今現在、人気のブログサービスはそう簡単には終了することはないでしょうが、長期的に考えると可能性はゼロとは言えないでしょう。

過去には、Yahooブログなどの大手が運営する無料ブログサービスが終了した例もあります。

 

サービス自体のユーザー数が多いうちは無料ブログサービスでも問題ないのですが、人の興味や関心は時間の流れとともに移り変わるものです。

サービスがピークを迎えユーザー数が頭打ちになれば、あとは緩やかに衰退していくのみです。

 

サービスが終了してしまえば、これまでに書いた記事は消えてしまいます。

別のレンタルサーバーに引っ越すことも可能ですが、手間がかかる上にサイトのドメインパワーやSEOを引き継ぐことはできません。

ブログが趣味でお金を稼ぐことが目的ではないのであれば、また別のサービスに乗り換えることもできますが、そうではない人は多いはずです。

時間をかけて長くブログを運営していきたいのであれば、やはり収益はほしいと考えるのが自然です。

せっかく時間をかけてお金も稼げるようになったのに、ブログを手放すのは勿体無いですよね。

年単位で長くブログを運営していきたいのであれば、無料ブログサービスは避けるべきでしょう。

書いた記事は運営会社のものになる

書いた記事

無料ブログが無料なのは、サービス利用者の書いた記事から広告収益が得られるからです。

つまり本来得られるはずの広告収益の一部は、運営会社にもっていかれることになるのです。

サーバーを提供してもらって利用しているので当然の話です。

しっかりと稼ぎたいのであれば、自分でレンタルサーバーを契約・ドメインを取得し、ブログを運営することをおすすめします。

 

もちろん無料ブログサービスでも収益を得ることは可能です。

ですが、サイト内の目立つ箇所には自由に広告を設置できないため、アクセスを集めたとしてもユーザー側が設置した広告はクリックされにくいのです。

独自ドメインや有料プランに切り替えることで、勝手に表示される広告を消すこともできますが、これでは無料の意味がありません。

 

無料ブログで稼げるようになっている頃には、アクセスもそれなりに集まるようになっているはずです。

だからこそ、広告収入が半減するのがもったいないと思うようになります。

ここで多くの人が、無料ブログの引っ越しを考えるのです。

 

「初めからレンタルサーバーを契約して自分でブログを管理していた方が良かった」と気づきます。

ブログの所有権は初めから自分で持ち、収益も自分で全ていただく方が遥かに稼げますし効率も良くなります。

規約変更によるアカウント停止

無料ブログではごく稀に規約の変更があります。

サービス内でブログを運営している場合はこの規約に従わざるを得ません。

これにより、これまでOKだったコンテンツであっても、規約違反として削除されたり、最悪の場合はアカウントが停止されることすらもあります。

 

無料でサービスを使わせてもらっている以上、規約は絶対に守らなければなりません。

たとえ「広告の設置は禁止です」となったとしても従うしかないのです。

自由にコンテンツを発信したいのであれば、自分でレンタルサーバーを契約しましょう。

広告の配置に制限がある

無料ブログは、ユーザーの目につきやすい場所には勝手に広告が表示されるようになっています。

そのため、運営者は限られたスペースにしか広告を設置できません。

ですが、これも仕方のないことです。

無料で住まわせてもらってる家の前に、大家が勝手に広告を置いても文句は言えないのと同じことです。

カスタマイズに限界がある

無料ブログは、サービス内の決められた機能しか利用することができません。

文字の装飾やSEO対策は、WordPressには一歩及びません。

ですが、文字や画像などの最低限のブログを書くのであれば、十分な機能が備わっています。

編集画面に使い慣れるまでは時間がかかりますが、WordPressの管理画面も似たようなものです。

無料ブログとWordPressの利用難易度は、実はそんなに差はありません。

稼ぐことに対して本気にならない

無料ブログであれば、身銭を切って運営する必要がありません。

だからこそ、ブログ運営に対して本気になれないということは少なからずあるはずです。

お金を払ってブログを運営していれば、少なくても維持費は回収したいという心理が働き、コンテンツ作成に対する取り組み方も変わってきます。

 

有料WordPressブログであれば月額1000円ほどかかります。

しかしGoogleアドセンス広告を掲載していれば、1万PVほどあれば1000円を回収できるため、そこまで大きな出費ではありません。

目の前の小銭を優先するのではなく、長期的に大きく返ってくる可能性が高いWordpressでブログを始めることを推奨します。

 

知識ゼロでもできるエックスサーバーでのWordPressサイトの始め方

 

Googleアドセンスと提携するために独自ドメインの取得が必要

クリック型の広告が配信できるようになる「Googleアドセンス」と提携するためには、サイトは独自ドメインでなければなりません。

独自ドメインの取得には最安1000円/年ほどかかるため、結局無料ではなくなってしまいます。

この段階で、無料ブログサービスからWordPressへ移行する人が多いようです。

 

どうせ有料WordPressブログに切り替えるのであれば、初めから有料ブログを利用していた方がよかったとなるわけです。

サイトのSEOやドメインパワーは、移行先のサイトには引き継げないため移行したばかりの期間は機会損失になり得ます。

無料ブログは上位に表示されにくい

無料ブログは、WordPressと比較すると検索結果の上位に表示されにくいです。

無料ブログサービス内の記事は、サービス内のひとつの記事にすぎず、訪れた読者はすぐにでも別のユーザーのサイトへ遷移することができてしまいます。

近年の検索アルゴリズムは網羅性を重視しているため、同じサイト内で読者の問題解決ができないのであれば上位に表示されにくいのです。

 

上位に表示されるWordPressサイトは特化されているため、サイト内で読者の深い悩みを解決することができます。

結果として読者はサイト内の複数のページを回遊し、滞在時間も長くなるため、Googleにとっても広告収入を得られる機会が増えるということです。

無料ブログ内で高クオリティの記事を1ページ作っただけでは、読者の深い悩みを解決することは難しいため、検索結果の上位には表示されにくいのです。

無料ブログでは稼げない

無料ブログはこれらの制約を受け入れた上で利用しなければなりません。

最大のデメリットはなんといっても稼ぎづらくなるということです。

ブログの収益源は広告です。

広告が制限されている以上、稼げる額が抑えられてしまうのは必然です。

稼ぐことを目的として運営していくのであれば、無料ブログではなく、WordPressでブログを始めるようにしましょう。

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