この記事ではアフィリエイトに興味がありこれから始めようと検討している方や、もっと詳しく知りたいという方向けに仕組みについて解説します。
目次
アフィリエイトとは
アフィリエイトとは、運営するウェブサイトやSNSアカウントで企業の商品やサービスを紹介し、サイトのリンクから商品が購入された場合に、企業から売り上げの一部を受け取ることができる仕組みのことです。
アフィリエイトを行う人のことをアフィリエイターと呼ぶこともあります。
間接的に企業の営業の一員として、商品やサービスを販売することになるのです。
アフィリエイターは企業に属する営業マンとは違い、複数の企業の商品を取り扱うことができるため、独自のアイデアで商品を紹介したり、複数の製品を掛け合わせて紹介したりとさまざまなアプローチでの販売が可能です。
アフィリエイトの始め方
アフィリエイターが成果報酬を受け取るためには、ASP(Affiliate Service Provider)に登録する必要があります。
ASPに登録すると、企業の商品やサービスを紹介し、成果報酬を受け取れるようになります。
これからアフィリエイトを始めようという方は事前に登録しておくと良いでしょう。
ウェブサイトやSNSアカウントを持っていない場合は、ASPに登録する前に作っておきましょう。
アフィリエイトリンクから商品が売れなければ報酬は発生しない
商品が売れて報酬を得るためには、専用のアフィリエイトリンク経由で製品が購入されなければなりません。
それぞれのASPで企業のウェブサイトへアフィリエイトリンクを準備している場合がほとんどで、多くの場合はそのURLを使用すれば問題ありません。
ASPの一つであるA8.net経由では、以下のようなアフィリエイトリンクが準備されています。
「px.a8.net」という文字列がA8ネット用のリンクであることを意味しています。
ウェブサイトやSNSに訪問したユーザーがこのリンクから商品を購入した場合に成果が発生することになります。
Cookieの仕組み
WebブラウザにはCookieという機能があります。
ユーザーがどのサイトに訪れたか、時間や入力情報を保存してくれます。
ログインIDやパスワードが必要なWebサイトでも、毎回入力せずにサイトにログインできるのは、このCookieにユーザーの情報が保存されているためです。
Cookieのおかげで私たちは快適にインターネットやWebサービスを利用できているわけです。
そしてこのCookieの機能はアフィリエイターにも大きなメリットをもたらします。
Amazonアフィリエイトリンク経由で商品が売れた場合を例に、Cookieのメリットを紹介します。
テーブルの購入を検討しているユーザーが、Amazonアフィリエイトリンクを経由してアクセスしたとしましょう。しかしそのユーザーは用事を思い出したため、パソコンの電源を切り、5時間後に再びAmazonのテーブルの商品ページに戻ってきました。
そのユーザーはテーブルを買ったら椅子と本棚も必要だなと思い、合計3点の購入に至りました。
この場合は、購入したテーブル・椅子・本棚全てに対して成果が発生することになります。
Amazonは24時間サイト内でCookieを保存しており、どのリンクからアクセスされたかなどの情報が保存されています。
そのため、紹介していない商品が売れることもあり、願ってもいない報酬が得られるというわけです。
アフィリエイトでどのくらい稼げるのか
アフィリエイトで稼げる金額には上限がありません。
インターネットの仕組み上、場所や時間に縛られることのない販売方式では、うまくいけばかなり大きく稼げることもあります。
個人レベルでも月100万円以上稼ぐことができ、トップクラスでは月数万円を稼ぐアフィリエイターも存在します。
A8ネットでは、個人会員の振込金額ランキングが毎月公開されており、トップの方は月3千万円以上稼いでいます。
A8ネットだけの収益なので、他のASPやGoogleアドセンスなどの広告収益の合計はさらに多くなるでしょう。
アフィリエイトで稼ぐ仕組みは単純ですが、決して楽なものではありません。
ウェブサイトを立ち上げ、記事を蓄積し、ユーザーに役立つコンテンツでなければアフィリエイトサイトとして稼ぐことはできません。
「1年間サイトを運営してようやく月1万円稼げるようになった」という期間を耐えなければなりません。
さらに、継続すれば誰でも確実に月数十万稼げるようになるというものでもありません。
Googleの検索順位や競合サイト、成果報酬の金額などさまざまな要素が関係するため、稼げる金額も大きく変動します。
何年も試行錯誤しながら時代の流れに順応する必要があることを忘れてはいけません。
登録しておくべきASP