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目次
ブログ(アフィリエイト)
ブログを収益化する方法としてアフィリエイトがあります。
前述の通り成果報酬型広告のことです。
アドセンスのように、広告がクリックされたら◯◯円という仕組みではなく、商品やサービスが購入・申し込みされたら○○円、もしくは購入金額の○%という報酬システムになっています。
購入されなければ報酬が発生しないため、アドセンスよりも難易度が高く厳しい世界でもあります。
一方で、報酬単価が高い傾向にあり、一件成約されるごとに数千〜数万円という報酬が発生する案件も珍しくありません。
さらに、成約件数が多くなると、特別単価というオファーが来ることもあり、報酬が2倍以上に跳ね上がる案件もあります。
稼げば稼ぐほど稼ぎやすくなるのがアフィリエイトです。
ブログで大きな収益を得ている人の多くが、このアフィリエイトを実践し、ユーザーに商品やサービスを購入してもらうというサイトを作っています。
ASPに登録する
アフィリエイトを始めるためには、ASPに会員登録をして紹介したいサービスの案件と提携しなければなりません。
ASPは企業の広告案件を管理しています。ブログ運営者は、ASPに登録し、提携することで広告をブログに掲載可能になります。
たくさんの業界やジャンルの広告があるため、無料登録して自分のブログに掲載できる商品やサービスがないか確認してみると良いでしょう。
同じ企業・同じサービスの広告であっても、ASPによって報酬単価が異なる場合があります。
複数のASPを比較して、報酬の高いASPの広告を掲載すると良いでしょう。
初心者におすすめのASPは、A8.netともしもアフィリエイトです。
他のASPよりも広告の種類が多く、利用者も多いのが特徴です。
ですが、A8.netやもしもアフィリエイトでは取り扱っていない広告案件が、他のASPでは利用できるということもよくあるので、一概にどれが一番良いとは決められません。
どの案件を取り扱うかに応じてASPを使い分けましょう。
主なASPについては下記記事で紹介しています。
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アフィリエイトで稼ぐ
アフィリエイトでは、商品やサービスをブログの読者に売らなければなりません。
文章だけで読者の行動を促し、商品を買ってもらわなければ1円にもならないわけです。
それがアフィリエイトです。
アフィリエイトとは、企業に代わって営業活動をするということに他なりません。
企業に属する営業と違うのは、自由に宣伝ができるという点です。
企業の営業マンはが自社商品を顧客にアピールするときに、他社商品と比較しデメリットを列挙して売り込むと印象が悪くなってしまいます。
ですがアフィリエイトであれば、企業に属さないブログ運営者が企業に代わって宣伝をするため比較的自由に宣伝ができます。
アフィリエイトではこのメリットを存分に活かしましょう。
注意
業界や関連する法律についても熟知していなければアフィリエイトが難しいものもあります。
特に、化粧品や健康食品など薬機法に関わる商品の宣伝には注意が必要です。誇大広告や虚偽広告にならないようにしましょう。
検索結果の上位に表示させる
アフィリエイトで稼げる金額は、検索結果の上位に表示できるかに依存しています。
SNSなどでも集客は可能ですが、質の高い顧客をブログに呼び込むためには、やはり検索結果の上位に表示する、すなわちSEOを攻略することが欠かせません。
Googleなどの検索エンジンを使って商品を検索するユーザーは、購買意欲が高いことから、コンバージョン率も高くなります。
つまり稼ぎやすくなるというわけです。
ですが、検索結果の上位に表示することは難しくなり続けています。
特に「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれるジャンルでは、個人ブログの上位表示はほぼ不可能になっています。
人の健康やお金に関する情報は、権威性や信頼性のあるサイトしか上位表示されません。
どれだけその分野に詳しくても、個人ブログでは検索エンジンからの集客は極めて難しいためおすすめしません。
これらのジャンルは避けた上で、自分の得意分野で勝負するようにしましょう。
Amazonの商品を紹介する
実際にアフィリエイトで稼ぐ一例を紹介します。
例えば、Amazon上にある冷蔵庫のアフィリエイトをするとします。
多くの人が冷蔵庫のレビューや口コミの記事を投稿します。
実際に使っている冷蔵庫の記事を書けば、オリジナルの一次情報として検索エンジンにも評価されやすいでしょう。
果たしてこの記事でアフィリエイト報酬を稼げるでしょうか。
残念ながらこれだけで稼ぐのは難しいでしょう。
Googleの検索エンジンは網羅性のあるサイトを検索順位の上位に表示する傾向にあります。
ブログ内に100本の記事が投稿されていたとして、その中の1記事が冷蔵庫のレビュー記事だったとしても、検索上位にはなかなか表示されません。
そのため、アフィリエイト報酬を得るどころか検索結果の下の方へ追いやられて、記事そのものが誰のめにも留まらないということになりかねないのです。
アフィリエイトで稼ぐことを目的とするのであれば、ブログを特定のジャンルに特化させるべきです。
冷蔵庫に関する記事が1記事しかないブログと100記事のブログでは、明らかに後者の方が網羅性があります。
ジャンルに特化したサイトに育てることで、Googleからの評価も上がり、検索結果の上位に表示されやすくなります。
記事を増やしてジャンルを網羅する必要があるわけですが、そんなに記事ネタが思いつかないという場合は、キーワードツールを使うと良いでしょう。
よく検索されるサジェストキーワードを確認できるため、ニーズのある記事を書きやすくなります。
キーワードツールを活用
キーワードツールには、ラッコキーワードやUbersuggest、キーワードプランナーなど、無料・有料含め様々なものがあります。
まずは、無料で利用可能なラッコキーワードや無料プランの範囲で使えるものをおすすめします。
頻繁に検索されるキーワードで記事を蓄積することで、網羅性のあるサイトとして評価されるでしょう。
しかしながら、キーワードツールで確認できるキーワードは、大手メディアなどですでに対策されており、それらのサイトを抜くことは極めて難しくなっています。
そのため、我々ブロガーは2、3個以上の単語で検索されるロングテールキーワードを狙う戦略が求められます。
実際には、単語のみならず文章で検索する人もいます。
そのため、Googleサーチコンソールなどで検索されるキーワードを調べると良いでしょう。
これらのツールの使い方については、下記記事で解説しています。
WordPressでサイトを運営していることを前提としています。
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WordPressに「Google XML Sitemaps」プラグインをインストール・設定する手順を解説【AFFINGER】
アドセンスとアフィリエイト どちらをメインの収益源をすべきか
アドセンスとアフィリエイト、どちらをメインの収益源としてブログを運営していくべきなのでしょうか。
アドセンスとアフィリエイトは、どちらも同じブログ内で両立できるものです。
ですが、高単価案件をブログで紹介する場合は、アドセンスは設置しない方が良いでしょう。
高単価の案件は、広告主である企業がGoogleに広告を出稿していることがほとんどです。
その場合、同じページ内にアフィリエイト広告とアドセンス広告が混在して表示されることになります。
この場合、どのようなことが起こるか解説します。
1件の制約につき、5000円の成果報酬が発生する案件を例に考えてみましょう。
ブログ読者がアフィリエイト広告経由ではなく、アドセンス広告から商品やサービスを購入した場合は、収益がわずか数円〜数百円になってしまうということになります。
アドセンス広告を貼らなければ、5000円の収益を確保できていたかもしれません。大きな機会損失です。
1件あたりの成果報酬が1000円を超えるような案件では、アドセンス広告を設置しないことをおすすめします。
Amazonや楽天市場の商品のような定単価案件のアフィリエイトであれば、アドセンス広告を設置しても良いでしょう。