2023年10月1日から始まったインボイス制度は、フリーランスや個人事業主のみならず、副業として報酬を得ているサラリーマンにも関係がある制度です。
副業の所得が雇用されている会社からの給与所得である場合はインボイスとは無関係ですが、業務委託契約などの場合は事業所得や雑所得に該当するため対応を迫られるかもしれません。
例えば、企業から依頼されてイラストを描いたり、ライターとして記事執筆をする場合などです。すでに自分で確定申告をしている方であれば何らかしらの雑所得や事業所得を得ているでしょう。
報酬をもらっている取引先が課税事業者である場合は、こちらにも課税事業になることを求められるかもしれません。
課税事業者にならない場合は契約終了ということも十分にあり得ます。インボイスによってフリーランスが窮地に追い込まれると言われるのはこのためです。
もしも副業サラリーマンがインボイス登録をした場合は、「T+13桁」の登録番号が発行され、インターネットで番号を検索すればすぐに本名がわかってしまいます。
名前を検索して課税事業者かどうかを知ることはできないため、バレる可能性は極めて低いものの、勤めている会社に絶対にバレないとはいえないでしょう。
バレるのはどういう場合かというと、自分のインボイス番号が知られてしまったときです。インボイス番号を検索すれば、その番号に該当する事業者の本名を検索で見つけることが出来てしまいます。
インボイス登録番号は取引先以外には公表しないようにするなど注意を払いましょう。
住民税のみならずインボイスも副業バレのリスクに加わってしまいました。副業が禁止されている会社で副業をしているのであれば注意しなければなりません。
YouTube収益は海外からの収入のためインボイスは関係なし。