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英語を話す人は全世界でどのくらいいるのか。ネイティブ以外の学習者も含めると15億人以上

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世界の共用語となっている英語。

全世界でどのくらいの話者がいるのか気になったことはありませんか?

英語は中国語に次いで世界で2番目に話者人口が多いとされており、ネイティブ人口は3億5千万人を超えるようです。

(英語よりもスペイン語の方がネイティブ数が多いという記事もありました。)

最もよく話されている言語は?

ここで多くの方が「世界の共通言語にしては意外と少ないな」と思ったのではないでしょうか。

ですが、英語に関しては第二言語として学んでいる国が多く、中国でも英語が必修となっています。

第二言語として英語を学んでいる人を含めてカウントすると15億人ほどが英語を話せると言われています。

つまり世界で15億人も英語でコミュニケーションが取れる人がいるのです。驚異的な人数ですね。

果たして日本人はこの中にどれほど含まれているのでしょうか。

国別の英語話者数

ここでは主な国別の英語話者数を比較していますが、公開されているデータは2000年のものであるため、現時点のデータとは大きくズレが生じていることにご注意ください。

Wikipedia

  人口(億人) 英語話者(億人)
アメリカ 2.8 2.67
インド 10.3 1.25
パキスタン 1.8 0.88
フィリピン 0.97 0.76
ナイジェリア 1.48 0.79
イギリス 0.6 0.59
ドイツ 0.82 0.46
バングラデシュ 1.6 0.29
エジプト 0.8 0.29
カナダ 0.33 0.25
フランス 0.65 0.25
イタリア 0.59 0.20
オーストラリア 0.21 0.18
タイ 0.63 0.17
オランダ 0.16 0.15
南アフリカ 0.47 0.1
ポーランド 0.38 0.12
トルコ 0.70 0.12
イラク 0.31 0.11
スペイン 0.47 0.1
中国 12 0.1
ブラジル 1.9 0.09
スウェーデン 0.09 0.08

このようなデータを見ると、世界には母国ではない英語を話せる人が大勢いるなぁと驚かされます。

自分の国の言語だけ話せていれば、コミュニケーションは取れますが、さまざまな理由から英語を身につけているのでしょう。

我々日本人には英語を身につけなければならない切迫した理由がありません。

だから英語は必要ないと言うこともできるのでしょうが、本当にこのままで良いのかという漠然とした不安もあります。

ちなみに、上記のデータの中には日本の英語話者数のデータは含まれていませんでした。

客観的なデータが無いのか、英語話者数が少なすぎて測定できていないのかはわかりませんが、恐らく上記のどの国よりも割合は少なくなるのではないでしょうか。

「英語が話せる」をどの程度のレベルで定義するかにもよりますが、英語話者と不自由なくコミュニケーションが取れる人はごく一部でしょう。

だからこそ日本では、英語を身につけることで市場価値が上がりレアな人材として有利なポジションに就くことができるのです。

英語が話せないことを恥ずかしく思う必要はないが、現実と向き合わなければならない

数字だけ見ると英語の話者数は非常に多く見えます。

ですが、世界の共通言語となっている英語ですら全人口の4/5の人は英語を話せません。

日本人は英語が話せないと散々言われていますが、日本人だけが話せないわけではありません。

話す必要がないのに、話せるようになるわけがないのです。

必要な人だけが学んで習得すればいいだけなのです。

ですが、話せるレベルまで到達しなくとも、読めるようになったほうがいいというのが個人的な考えです。

 

グローバル化する社会で、少しずつ英語の文章に触れる機会が増えているからです。

日本でサービスを展開するGAFAのようなプラットフォーマーは外資系ばかりですし、その土台を作るITやプログラムはすべて英語が基本です。

英語を理解できなければ、世界のトップと同じ土俵には立てないのです。

日本の中だけのローカルで戦うという選択肢もありますが、海外進出に積極的な外資系企業はローカルすらも破壊してしまいます。

便利で魅力的なサービスがあれば、人はそれらを使うのです。

鎖国をしない限りこの流れを止めることはできません。

学習に遅すぎることはない

この記事を読んでくださっている方の中には、これから英語を学ぼうという意欲に燃えている人もいるでしょう。

そのような方には、是非とも自分が納得できるまで学習に没頭していただきたいです。

「学びたい」という意欲を持てること自体が幸運なことです。

その意欲が冷めないうちに、小さな一歩を踏み出してください。

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