WordPressでブログを開設した場合、序盤でインストールしておくべきプラグインのひとつに「Jetpack」があります。
今回はJetpackプラグインをインストール・設定する手順について解説します。
Jetpackプラグインは、2020年9月時点で500万以上インストールされており、多くのWordPressユーザーに利用されているプラグインです。
セキュリティ対策のようなサイト運営に欠かせない機能から、アクセス解析などの便利な機能までが無料プランで利用できるため、早めにインストールしておきましょう。
目次
JetPackのインストール
まずはJetpackプラグインをインストールしましょう。
WordPress管理画面から「プラグイン」→「新規追加」→「Jetpack」で検索
「今すぐインストール」→「有効化」
「Jetpackを設定」を選択
- WordPress
のどちらかのアカウントで設定することができます。
すでにWordPressでブログを開設しているのであれば、そちらのアカウントで問題ありません。
初めての利用であれば、まずはJetpack無料プランを選択しましょう。
これでひとまずJetPackの初期設定は完了です。セキュリティ対策やサイト統計情報などの重要な機能については有効化されています。
自分好みにカスタマイズしたい場合は、WordPressダッシュボードから設定しましょう。
無料プランでも大丈夫なのか
個人規模のブログであれば無料プランで問題ありません。
Jetpackプラグインはたくさんの機能がセットになっており、無料ですら使いこなすのが難しいプラグインです。
Jetpack無料プランの機能
- サイト統計
- 画像の高速CDN
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- ダウンタイムモニタリング
- 総当たり攻撃からの保護
- ソーシャルネットワークスへの自動共有
- サイドバーのカスタマイズ
無料プランであっても、アクセス解析やセキュリティ対策などブログを運営していく上で欠かせない機能は無料プランに含まれています。
難しい用語が並びますが、上記の機能はワンクリックでJetpackが自動で設定してくれますので特に難しいことはありません。
不要な機能があれば無効にしておくことも可能です。
Jetpackの設定
Jetpackを利用するにあたり、設定しておくと良い機能について紹介します。
画像アクセラレーター
サイトの読み込み速度が向上
Jetpackが画像を最適化し、サイト訪問者に最も近いところにある画像を配信します。
サイト読み込み速度が速くなり、デスクトップとモバイルデバイスでのサイトパフォーマンス向上に役立ちます。サイト内で画像を多く使用している場合は有効化しておきましょう。
パフォーマンスおよびスピード
画像ファイルの読み込み速度アップ
Jetpackで画像を最適化し、WordPress.comのサーバーによるグローバルネットワークから画像と静的ファイルを配信するようにすることで、ページの読み込み速度をアップさせます。
- サイトアクセラレーターを有効化
- 画像の読み込みをスピードアップ
- 静的ファイルの読み込みをスピードアップ
これら全てを有効化することで、読み込み速度アップに役立ちます。
- 画像の遅延読み込みを有効化する
画像の遅延読み込みを有効化することで、ページ内の全ての画像をまとめてロードするのではなく、ユーザーがページを下にスクロールしながら画像が読み込まれます。
画像をまとめて読み込むよりもページの表示速度が速くなり、ユーザーのページ離脱率を下げるのに役立ちます。
パブリサイズの接続
SNSへの自動投稿
「投稿をソーシャルネットワークに自動共有」を有効化することで、サイトに投稿した記事を連携したSNSアカウントへ自動共有できるようになります。
複数のプラットフォームからのアクセスが見込めるため、SNSアカウントを持っている場合はぜひ活用してみてください。