世はまさに大狩猟時代。
情報化にともなうグローバリゼーションにより国境は溶けていき、かつて人類が生き残るために獲物を狩っていたように、より多く、より大きな果実を求めて大海原をさまよう時代。
情報化社会は狩猟時代に似ています。
インターネットを使えば、簡単に一瞬で世界中の情報にアクセスできますし、クリックひとつで世界中に発信することもできます。
あなたが生み出したアイデアを形にすることで、地球の裏側にだって価値を届けることができるのです。
組織に属さなくても自らの情熱と行動力で強敵に挑む土俵が用意されています。
世界中の情報へのアクセスと価値をお金に変えることができるようになった今、私たちは個人で稼ぐことも難しくありません。
目次
明るい未来を描く
私は「外貨を稼ぐ」というテーマをメインにしてこのブログを運営しています。
なぜ”外貨”を稼がなければならないのか。日本円だけではダメなのか。
もちろん日本の経済力を高めるためという建前上の理由もありますが、それよりも「個人の稼ぐ力を高めて人々の生命力を引き上げたい」というのが本音です。
人間は、お金を稼ごうとする過程で精神的、肉体的なハードルをいくつも超えなければなりません。
エネルギッシュなビジネスマンは、生命力に満ち溢れており、沈没しかけている船を立て直すかのような行動力を備えています。
一方で行動力が乏しくなかなか実行に移せていないという人もたくさんいます。それだけならまだしも、他人の足を引っ張るような言動をしている人も稀にいます。
これからも日本に住み続ける身としては、国が沈没していくのは困りますし、どんどん貧乏になっていくことによる治安悪化なんてものは生活の安全に関わります。
未来がどんどん暗くなっていくという未来が見えてしまうと、本当に暗くなってしまいます。
そうならないためにも、明るい未来を思い描いて希望を持ち、バランスをとらなければなりません。
私ひとりの力では到底そんな大それたことはできませんし、せいぜいブログで情報を発信し、水割り焼酎を飲みながら8畳の部屋で人類の発展を願うことしかできません。
ですがせめて自分にできることはなんでもやってみようと思い、ひとりでも多くの「稼ぐ力」を高めるために日々行動しています。
個人でも外貨を稼ぐことができる
本題に入りますが「外貨を稼ぐ」と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
おそらく多くの方がFXや外国株式を思い浮かべたのではないでしょうか。
これらには一定のリスクがあり、少なからずギャンブル的な要素を含んでいるため「稼ぐ」と表現するには少しずれています。
私が考える「外貨を稼ぐ」というのは”労働で稼ぐ”ことを意味しています。
より正確に表現すると、価値提供で稼ぐということになります。
あなたの持つ人的資本(スキルや価値提供)を使って稼ぐためには、必ず自己投資(勉強)が必要になります。
世の中にはさまざまなツールが溢れていますが、これらのツールを使いこなすのにも勉強が必要です。勉強して経験を積まなければスキルを蓄積することはできません。
私が初めてWordPressを使ってブログを立ち上げるときには、書籍を買って具体的なノウハウを勉強しましたし、実際に立ち上げるまでにはいくつものハードルがありました。
それでも初めてサイトを開設してからは3ヶ月で4つのサイトを開設するにまで至りました。(2サイトは閉鎖しましたが...)
自分で経験することで使いこなせるスキルとなり、稼ぐための自己投資が少しずつ積み上がっていくのです。
このサイトでは「外貨を稼ぐ方法」が紹介されていますが、そのどれもが勉強が必要であるという前提があります。楽に稼ぐ方法は存在しません。
そしてその方法のどれもが、誰しも一度は聞いたことがあるようなありふれたものばかりです。
がっかりする方もいるかもしれませんが、私は一瞬稼げてすぐに終わってしまうような一時的な稼ぐ力ではなく、長期間にわたって応用できるスキルを身につけてほしいと思っています。
以下で紹介するようなスキルを複数身につけて、マルチスキルを上手に使いこなすことで、きっとあなたの稼ぐ力は高まっていきます。
「自分にもできるかもしれない」と一つでも感じていただけたら、ぜひ行動に移してみてください。
小さな一歩を踏み出すことが、想像もつかなかった目的地へたどり着くための唯一の入り口になります。こんなことを誰かが言っていた気がします。
すでに一歩を踏み出している人は、より加速して進むことができるでしょう。
外貨を稼ぐ方法
Amazonアフィリエイト
アフィリエイトはインターネットビジネスの王道と言えるウェブサイト収益化の仕組みです。
初期費用がかからずに在庫を持つ必要がないため、自己資金の少ない人にとっては始めやすい副業の一つです。
その中でもAmazonアソシエイトは、多くのブロガーにとって使いやすい収益化プログラムです。
Amazonで販売されている膨大な数の商品をブログやSNSで紹介することで、購入金額の数パーセントがサイト運営者に還元されます。
アクセスを多く集めるほど成約数も多くなるため、いかに多くの人を集めることができるかが重要になります。
より詳しい仕組みや稼ぎ方については以下の記事で解説しています。
Amazonアソシエイトは国ごとに専用のサイトが設けられていますが、アメリカのアソシエイトに登録しておけば、他のいくつかの国もカバーできます。
イギリス
https://affiliate-program.amazon.co.uk/
アメリカ
https://affiliate-program.amazon.com/
ドイツ
フランス
https://partenaires.amazon.fr/
アメリカのAmazon市場が巨大すぎるため、アメリカだけでも十分に稼げるポテンシャルがあります。
URLリンクひとつだけで、各国のAmazonサイトに遷移しますので、わざわざURLを貼り替える必要はありません。
ただし、日本は専用のアソシエイトサイトを使うようにしましょう。
Google Adsense
アフィリエイトに並ぶ広告収益モデルとして、Googleが運営するGoogle Adsenseというプログラムがあります。YouTubeの広告もアドセンスの一種です。
外貨を稼ぐためにはこのアドセンスも欠かせません。
アドセンスの最大のメリットは、ユーザーごとに最適な広告が自動で表示されるということです。
海外のサイトに訪れているときに、日本語の広告が表示されるのは、このアドセンス広告が導入されているからです。
アドセンスで稼ぐためにはクリック単価(CPC)が重要になるのですが、日本よりもCPCが高いマーケットを狙うのがGoogleアドセンスでとるべき戦略になります。
国 | CPC(USD) |
ルクセンブルク | 0.65 |
アメリカ | 0.61 |
オーストラリア | 0.57 |
イギリス | 0.48 |
フィンランド | 0.45 |
カナダ | 0.45 |
オーストリア | 0.45 |
ニュージーランド | 0.33 |
スウェーデン | 0.31 |
参考:https://sarkarilist.org/adsense-highest-paying-cpc-countries-list/
Adsenseで稼ぐときには、ブログよりもYouTubeの方が収益を得やすいです。
ブログにアクセスを集めるためには、検索エンジンからの流入がほとんどになりますが、国ごとにGoogleの検索結果が変わるため難易度は高いです。
YouTubeであれば世界共通のサイトに動画が集約されているため、世界中どこからでもピンポイントで動画を見つけることができます。
また、ノンバーバルコンテンツでも再生されやすいのが最大のメリットです。
文字情報では翻訳の必要性がありますが、動画は文字の重要性は下がるので海外コンテンツでも視聴しやすくなります。
一発当たった時の爆発力はYouTubeに軍配が上がります。
しかし、YouTubeで稼ぐのには高いハードルがあります。やはり楽には稼がせてくれません。
まず、動画コンテンツを制作すること自体が時間と労力を要します。動画の素材を集めなければならないということに加えて、動画編集スキルなども必要となり、文字情報だけのブログと比較すると難易度は
高くなります。スキルを持っている人に依頼するという選択肢もありますが、稼げていないのであれば、まずは自分で自力でやってみましょう。
YouTubeは競争が激しいプラットフォームでもあります。毎分数百時間の動画がアップロードされているため、再生回数を増やすことは簡単なことではありません。
適当な動画を検索するときに、アップロード順で並べ替えるとYouTubeの厳しさが見えてきます。ほとんどの動画が10回も再生されておらず、アップロードされてから1日たっても再生回数0回という動画も大量にあります。
つまり、動画を公開しても誰からも見てもらえないということです。
視聴者があなたの動画を見つけてくれるようなSEO対策やマーケティング戦略が重要になります。
Adsenseで稼ぐ方法としてYouTubeを選択する場合には、これらのポイントを理解し、戦略的にチャンネル運営をしなければなりません。可能であればブログとYouTubeを併用し双方の利点を最大限に活用すると良いでしょう。
Amazon Kindle
AmazonにはKindleという電子書籍販売プラットフォームがあり、誰でも電子書籍を販売することができます。
Amazonに商品を公開しておけば、Amazonの集客力を借りることができるため、マーケティングが不要になります。
しかし、検索して上位に出てくるかどうかは別の話です。
継続的に売れている商品でなければ、検索結果の上位に表示されるということは難しいでしょう。
そのためには、自分のブログで紹介したり、広告を使ったりなどやはり宣伝活動は必須となります。
あなたが著名な作家であれば、すぐに売れ始めるかもしれませんが、無名の人が書いた書籍はそう簡単には売れないでしょう。
「公開しておけば勝手に売れるだろう」という甘い期待は捨て、自分から売るための努力をしなければなりません。
🔳Kindleで稼げるジャンル、稼げないジャンル
電子書籍を出版すればどんなジャンルでも売れるというわけではありません。
YouTubeと同じようにKindle内の市場規模を調査しなければなりません。闇雲に自己満足の書籍を公開したとしても、一冊も売れずにAmazonの中に埋もれてしまうのがオチです。
Kindleではノウハウ、ビジネス、教養・自己啓発、副業、投資、テクノロジーなどのジャンルがよく売れています。時流に乗ったジャンルですし、一定の需要は常に確保できます。
一方で、レシピ本や小説は売れにくいです。これらのジャンルは著者の名前で売っていくことが多いため、Kindleでの個人出版では参入を控えた方が賢明です。
🔳価格
Kindleでは価格設定も重要な要素です。適正な価格を設定することは、販売数を伸ばす上で必要不可欠です。
商業出版の書籍でも1000円〜2000円の価格設定がほとんどです。これらの価格設定を上回る本は基本的には売れません。
初めて電子書籍を出版するのであれば、価格は99円ほどに設定しておき読者の関心を集めることから始め、評価やレビューを集める戦略を取ると良いでしょう。Kindleでは価格をいつでも変更することができます。
一方でノウハウ本などの場合、高い価格設定であっても専門性と有益性を提供できると信じられていれば、読者は購入することがあります。
これは優れたマーケティング力と著者の権威性によるものなので再現性は低いです。
🔳表紙
Kindleで販売数を伸ばすためには、表紙も重要な要素になります。
検索画面に多くの書籍が並ぶ中で、注目を集めるような表紙やタイトルの本があれば人は興味を持ってしまいます。本の中身を見ずに買ってしまうことがあるとすれば、それは表紙に魅力があるからです。
表紙を作るのが難しいということであれば、ココナラなどのプラットフォームで表紙の作成を依頼することもできます。5000円ほどで表紙を作ってくれる出品者がたくさんいるため、苦手なことは依頼するようにしましょう。
🔳Kindle Unlimited
電子書籍を販売するときには、Kindle Unlimited対象に設定しておくことで、unlimited会員は無料であなたの本を読むことができます。読まれたページ数に応じて報酬が支払われるため、わずかながらでも報酬を得やすくなります。
また、unlimited対象の書籍は世界中のAmazonの販売サイトでも対象本となるため、日本のみならず海外からのアクセスを集めることができます。
英語で執筆ができるのであれば大きな強みになります。
書籍を公開した後でも、販売数やレビューをしっかりと分析し、改善点を見つけてアップデートしていきましょう。Kindleでは本の内容を更新することができるため、情報の鮮度を保つためにも、市場のニーズを見ながら更新し続けましょう。
ゲーム・アプリ開発
ブラウザゲームやアプリを開発して公開することで稼ぐことができます。
UnityやUnreal Engineなどの開発環境が充実しているため、初心者であっても初期費用をかけずに学習を始められます。
個人規模での開発であれば利用料はかかりませんが、売上規模が大きくなってくると、料金が掛かるようになるため公式サイトをチェックしておきましょう。
「個人でゲーム開発なんてできるのか?」
と疑問に感じる人も多いでしょう。
例えばUnityの場合は、無料で利用できる機能やノンプログラミング機能が充実しており、専門知識が少なくてもわずかなチュートリアルを完了するだけで、基本的な操作方法を理解することができます。
マルチプラットフォームに対応したゲーム開発やゲームの世界を作るための素材(アセットストア)が充実しているため、ゲーム開発の難易度はかなり低くなっているのです。
受託ではなく個人開発で稼ぐ
エンジニアの多くは企業から仕事を受注して稼ぐという形態が多いでしょう。確実に報酬を得ることができますし、フリーランスであれば報酬も高くなります。
しかしながら、外貨を稼ぐのであれば自分で企画するところから始めて開発まですることを考えましょう。そして、最初から海外の市場を考慮しておくように。
海外市場は魅力的です。日本の数十倍のユーザーがおり、アプリやゲーム市場も伸び代があります。
日本だけの市場ではすぐに売上が頭打ちとなり、費やした時間と労力に対して得られる報酬が釣り合わないということがよくあります。
これは「市場規模が小さい」というのが最大の理由です。
Google Play StoreやApp Storeであれば、世界中のアプリストアに自分のサービスを公開することができます。
可能な限りアプリをローカライズしておき販売マーケットを拡大するように努力しましょう。
アセットストアで販売する
Unityなどのアセットストアには、自分の3Dモデリング素材を販売することができます。
ゲームを完成させるのはハードルが高いですが、3D素材を作るだけであれば難易度は下がります。
ハイパーカジュアルゲーム
ハイパーカジュアルゲームとは、ユーザーの性別や年齢、国籍を問わず誰でも手軽に遊べるスマホゲームです。
プライ内容は極めてシンプルかつ簡単。ターゲットは世界中のアプリユーザーなので、チュートリアルなしでも遊べる簡単なゲームがほとんどです。
世界で大ヒットすれば億単位の広告収益を得ることも不可能ではないので、夢のあるゲームジャンルの一つです。
受託開発ではなく自分で個人開発を勧める理由はここにあります。
インストールされればされるほど、長い時間遊んでもらうほど収益は大きくなります。時間単価で報酬が決まる受託開発とは比べものになりません。
副業で自立する
海外には日本とは比べものにならない巨大な市場が広がっています。
日本語という言語の壁を乗り越えた人にしか見えてこない景色があるのです。
AppleやGoogleのような巨大プラットフォーマーは世界中の市場を取り囲もうとしています。
我々にできるのは、これらの巨大企業が耕してきた畑を利用し、より早くより広いフィールドに種を蒔くことです。そして実った果実のほとんどはあなたのものです。
その畑の利用料を払いさえすれば誰でも世界中の土地に足を踏み入れることができる素晴らしい環境です。
海外市場を利用しないという選択肢は自らの可能性を潰していることになります。
何よりも世界中の人々に自分の提供した価値を感謝してもらえるというのが一番のモチベーションになります。
他人から感謝されることは、継続する理由としては十分なものです。お金はもちろん必要ですが、工夫し努力した結果得られる利益には格別な嬉しさがあります。
これから副業を始めようか考えている人には、価値提供をする過程の険しい道のりも楽しむというマインドを持って欲しいと思います。
自らの稼ぐ力、生命力を高めて豊かな人生を歩めるような手助けになれば幸いです。