これからアフィリエイトを作ろうという時に、どんなサイトを作るかは悩みどころですよね。
- 自分の得意なジャンル
- 膨大な検索ニーズのある稼げるジャンル
- 小さくても手堅く稼げるジャンル
いずれにしても、サイトを立ち上げる際には運営方針について考えるはずです。
「稼ぐ」ことを目的にするのであれば、ジャンル選びが最も重要になります。
今回は「稼ぐ」ことを目的にした海外のアフィリエイトサイトの事例を紹介します。
言語は違えど、アフィリエイトの概念は共通しているので学べることがあるでしょう。
目次
英語圏アフィリエイトサイト事例
The Wirecutter
https://www.nytimes.com/wirecutter/
さまざまなジャンルのベスト商品を紹介するアフィリエイトサイトです。
2011年から運営されている老舗のサイトです。ニューヨークタイムズに買収され、膨大な資本のもとで運営されているため、記事の質も高くコンテンツも膨大です。
各記事にはコメント欄が設けられており、多くの人が意見を交わしているため、一つのコミュニティとしての一面もあります。
このようなサイトは個人規模で真似しようとすべきではありません。
This is Why I'm Broke
https://www.thisiswhyimbroke.com/
商品ひとつひとつを画像+短い説明文で紹介するアフィリエイトサイトです。
ショーウィンドウのようなサイトデザインになっているため、未知の商品に出会える楽しさがあります。
紹介している商品ジャンルはバラバラなので、欲しいものが決まっているユーザー向けではなく「衝動買いを狙ったアフィリエイトサイト」といえます。
Headphones Addict
ヘッドフォンに関連した商品を用途別に紹介するアフィリエイトサイトです。
ゲームにおすすめのヘッドホン、運動している時におすすめのヘッドホンなど、ヘッドホンが中心となって運営されています。
一貫性のある特化サイトなので、専門性や信頼性があり検索結果の上位に表示されていることは間違い無いでしょう。
Dog Food Advisor
https://www.dogfoodadvisor.com/best-dog-foods/hypoallergenic-dog-foods/
おすすめのドッグフードを紹介するアフィリエイトサイトです。
「犬種別のおすすめドッグフードの記事」へトップページからすぐに遷移できるため、シンプルかつユーザーにもわかりやすいUIとなっています。
検索回数はそれほど多くは見込めないキーワードですが、一つの記事に訪れてもらえたらサイト内で回遊されやすい構成です。
PC Packer Picker
自作PCのためのパーツを紹介するアフィリエイトサイトです。
PCパーツはセットで売れやすく、各パーツは高単価のため高収益を見込めるジャンルのひとつです。
また、PCパーツは定期的に入れ替えることもあるので、ファンをつけることができればリピート購入も期待できます。ただPCパーツを売るだけではなく、自作PCのための必要な知識を体系的に読者向けに提供することが大事になるでしょう。
PickMyShaver.com
ご存知の方も多いのではないでしょうか。メンズシェーバーをメインに紹介するアフィリエイトサイトです。
世の中の多くの男性はヒゲを剃るため、市場規模が大きく一定の検索ニーズがあります。
メンズシェーバーは2万円を超えるものも多いため、Amazonアソシエイトリンクなどで誘導することでそこそこの収益を得ることができるでしょう。
学べること
海外のアフィリエイトサイトを見れば学べることも多いです。
英語圏の市場はあまりにも競合が多いため、検索結果の上位を取りに行くことは過酷な道です。
競合が多いなか検索上位に君臨するサイトを観察し多くのことを学びましょう。
検索ボリューム・市場の大きさ
アフィリエイトサイトでは稼ぐためには、検索されるキーワードと検索回数が収益に大きく影響します。
検索回数が多くても広告料が出にくいジャンルのキーワードでは稼げませんが、検索数が少なくても稼ぎやすいジャンルもあります。
当然ながら、検索回数が多く市場が大きいジャンルは競合ひしめくレッドオーシャン(死の海)になります。
どの市場で戦うのか、事前の戦略が重要です。
アフィリエイトサイトは厳しくなる
今後は商品を紹介するだけのサイトは企業サイトに勝てなくなることが予想されます。
検索結果の上位に表示されるページは、企業が運営するオウンドメディアが多くなってきています。
商品を販売する企業自体がアフィリエイトサイトを運営するようなイメージです。
企業は一定のリソースを注ぎ込んでサイトを運営しており、検索エンジンからも信頼されるため必然的に検索結果の上位に表示されやすいです。
第三者が商品を紹介するだけでは、商品を売っている当事者に勝てないというわけです。
最近は、アフィリエイトサイトに対する世間の風あたりも強くなってきており、検索結果の上位に表示することはますます難しくなることが予想されます。
今後アフィリエイトサイトには、ものを売るだけではない違った切り口でのサイト運営が求められます。
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長期的に稼げるか
上記で紹介しているアフィリエイトサイトのほとんどが、Amazonアソシエイトでのマネタイズを含みます。
Amazonのような巨大ECサイトは長期的に運営される見込みがあるため、一定のアフィリエイト報酬も期待できます。
しかしながら、最近はアメリカAmazonなどで報酬率の引き下げがあり、日本も今後どのような変更があるかわかりません。
アフィリエイトサイトの特性上、収益源を一つの広告に依存しがちですが、長期的にサイトを運営していくのであれば、成果報酬型広告だけではなく、Google Adsenseのようなクリック型広告での収益源も確保しておくべきでしょう。